2012年12月2日日曜日

昨日山口YCAMで行われた傑作ボーカロイド・オペラ「THE END」を見た感想。

まったく未体験ゾーンの先端的なオペラでとても楽しめました。感想は、猪子寿之さん、「THE END」のプロデューサ-A4Aの東市篤憲さん、そしてPARTYの伊藤直樹さんを見ていると分野は、やや違うモノの目指す方向は同じように感じた。それが、デジタルアートの特徴だろう「THE END」の東京での公演が期待される。 















音楽家/アーティストの渋谷慶一郎と、演出家/劇作家/小説家の岡田利規。ともに1973年生まれという世代を共有する彼らが、「終わり」をテーマに初のコラボレーション作を発表します。「THE END」は、初音ミクによるオペラ。悲劇的ストーリーやアリア、レチタティーボといった従来のオペラが持っていた形式はそのままに、人間の歌手もオーケストラも登場しないボーカロイド・オペラという初の試みです。

ステージの四面を覆うマルチ画面映像と照明、マルチチャンネル音響を駆使した、YCAMのプロデュース/滞在制作による最新作。オペラが結びつけられてきたヨーロッパ的人間中心主義と、生と死/パブリックとプライベート/部分と全体/線と層といった対立項の解体が試みられ、終わりとはなにか?死とはなにか?が問いかけられます。自らの運命を予感したミクが、自分の劣化コピーや他のキャラクターとの対話を通じて終わりを探す旅が始まります。無限の谷へ繋がる部屋で展開する悲劇のバリエーション。ミクは果たして死ぬのか?
  http://www.ycam.jp/performingarts/2012/12/the-end.html

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