2012年12月3日月曜日

普段あまり目にすることのない電子部品を使った大変美しい作品「電子部品曼荼羅」


今日の電子技術が日々の生活に欠かせないにも関わらず、消費者の目からは見えないものが多くあります。Leonard Oulianはその点に興味を持ち、表現しようとしました。彼は電子回路を、デザインの完成度がこの世のものとは思えない究極のオブジェとして表現しています。
























Leonardは、自身の技術的な曼荼羅から誕生した繋がりのように、人間・物・感情・地球・心など、”世界は無限の繋がりで構成されている”というアイディアを好んでいます。また一つの部品の形や色は、結果としてその実際の部品自体の機能を喪失し、彼に純粋に「美しいモノを作りたい」という興味を抱かせています。

儚い部品たちをシリアスにすることなく作品を見ている人の目と心に、イメージと思考を生じさせられる−ような曼荼羅を、彼は考えている。一見しても美しいですが、そこに込められた考えと伝える方法が、実にスマートです。
<Leonard Oulian>http://www.leonardoulian.it

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