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2011年6月16日木曜日

モデルチェンジ以前は、Audi A4などフロントライトと同じ高さと狭い幅だった小さい口(グリル)を、下に大きく切り取った口(グリル)にデザインを変更したのがA6の「シングルフレームグリル」この大胆なモデルチェンジは大成功し、それまでのアウディ・デザインを古いものにした。このマーケティング手法を計画的陳腐化という。


シングルフレームグリルは従来の控えめなアウディのイメージを、一気に強い自己主張するイメージに変えた。クルマのグリルは人間の顔や口の隠喩だ。大きなシングルフレームグリルは「大きな口」だ。アウディのブランドイメージに大きく貢献している。 「グリル」というのはクルマの口にあたるところ。両サイドには目にあたるフロントライトがある。
左がAudiA4右がA6












モデルチェンジ以前は、A4などフロントライトと同じ高さと狭い幅だったグリルを、大きく下まで切り取りデザインを変更したのがA6の「シングルフレームグリル」この一見リスクの高いモデルチェンジは大成功し、それまでのアウディ・デザインを古いものにした。計画的陳腐化という手法がマーケティングにはある。新製品を市場に投入するにあたって、旧製品が陳腐化するように計画することで、新製品の購買意欲を上げるマーケティング手法のこと。一見反エコだという考え方もあるが、この辺は人間の欲望の葛藤だろう。
スケッチは和田智さん






















グリルというのは吸気口でもあるが、そのグリルの網の向こうには人間の心臓に当たるエンジンがあり、見る物は、それを想像してグリルを見る。グリルが大きいと言うことは、機械としてのクルマを強調することになる。

アウディの量産車で初めて和田さんが手がけたのがA5とA6だが、このデザインスケッチで、現在のアウディのアイデンティティである「シングルフレームグリル」が初めて登場したと言う。シングルフレームグリルは従来の控えめなアウディのイメージを、一気に強い自己主張するイメージに変えた。アウディのデザイナーのデ・シルバ氏は「デザインは未来だけを考えてはいけないんだ、デザインは過去と今と未来を結びつけるものなんだと言った」http://bit.ly/albk5I


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