2012年2月25日土曜日

テクノロジーが私たちの未来や文化を形成しているのに女性のプログラマーが少ないのは、とても不安!とサイバーフェミニズムを世界に広めようと日夜頑張っている「スプツニ子!」

昨年から、SFCのデザイン系の学生の間に「スプツニ子!」の名前を聞くことが増えた。「スプツニ子!」はマシンを作り、プログラムを書き、そしてネットに自作の音楽も投稿する、新しいタイプのアーティストだ。1985年生まれで、現在はロンドン在住。元々は大学で数学と情報工学を専攻していたバリバリの理系ギーク女子。MITメディアラボ・石井裕教授も「ドラディカル・デザイン、深い」とツイートしている。















両親も数学者で叔父も数学者、祖父は物理学者、というかなりの理系家庭で育ったそうだ。日本人の父、英国人の母を持ち、両親はともに数学者。自身もロンドン大学のインペリアル・カレッジで数学を専攻し、現在はロイヤル・カレッジ・オブ・アートの大学院で勉強している。何だか新しいアーティストのキャラ設定のように見えるが、どうやら大半の情報は本当のようだ。
Sputniko! スプツニ子!- Crowbot Jenny / カラスボット☆ジェニー

2011年7月24日、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の”Talk to Me”展で、スプツニ子!の新作映像「カラスボット☆ジェニー」がMoMAデビュー。人と交流するのが苦手な理系女子「ジェニー」。ツイッターやフェイスブックで同世代の子達が盛んに交流する2011年、馴染めないジェニーだけは強い疎外感を感じていた。そんなジェニーは、彼女のバイオロジー研究ラボの教授の論文を見ながらカラスと会話の出来るロボット「カラスボット」を開発してしまう。こっそりラボでシミュレーションをしながら人間以外の動物種との交流を試みるジェニーは...?というストーリー。少し追っかけてみよう。





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