子供の頃、飛行機のエンジニアになりたかった。当時はまだ戦後10年くらい経過した頃、多かれ少なかれ「丸」少年。軍事雑誌「丸」の大空のサムライ坂井三郎などが僕らの大スターだった。そういう時代背景にその当時の模型飛行機、Uコンやラジコンの本を見て、知った飛行機設計の専門家の方に、「飛行機の設計は、どうしたら出来ますか?」という、今考えればざっくりとした質問をしたところ、ペンで詳しく設計方法が書かれていた数十枚の便せんの入った封筒が送られてきた。
その時頂いた「飛行機設計の秘密」は子供心にざっくりと刺さり興奮し感激したことを今も覚えている。その手紙の中の設計方法では、平方根を使わないと翼の面積が割り出せないことが解って、そのためだけにまだ習っていなかった平方根を学習したことを思い出した。つまり目的さえあれば、どんな難しい学習も子供は受け入れるということだ。
マニアの方が独自に設計した宮崎駿作品「紅の豚」に出てくる"マダム・ジーナ"の専用艇 |
その時頂いた「飛行機設計の秘密」は子供心にざっくりと刺さり興奮し感激したことを今も覚えている。その手紙の中の設計方法では、平方根を使わないと翼の面積が割り出せないことが解って、そのためだけにまだ習っていなかった平方根を学習したことを思い出した。つまり目的さえあれば、どんな難しい学習も子供は受け入れるということだ。
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