しりあがり寿「わしはもう寝る」展 |
まずは亡くなった友人の義理の弟だった伊集院静の「大人の流儀」を読んで見た。つまるところ、裏返しの意味で「我慢をしないこと」が大人のようだ。一方世間には「大人の考え」「大人の都合」「大人の事情」など「大人」には曖昧な誤魔化すような言葉も多い。ただどうも常に我慢が漂う。我慢が苦手な僕は大人ではないのか?
wikipediaでは、大人とは、精神構造が熟成していて目先の感情よりも「理性的な判断を優先する人」、もしくは自立的に行動し自身の行動に責任の持てる人の事を指すらしい。このあたりには猪子寿之さんは多いに否定的だろう。ドラえもんは、「大人ってかわいそうだね。自分より大きなものがいないもの。よりかかってあまえたり、しかってくれる人がいないんだもの。」と上手いこと言う。
苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。伊集院静
最後に成毛眞さんの「大人げない大人になれ!」好きなことを、好きなようにやれば、成果は最大で、ストレスはゼロになる! マイクロソフト元社長の著者の周囲の成功者には、我慢強い人物は見当たりません。逆に、やりたいことがまったく我慢できない人が多いのです。
以上、色々な大人論ですが、皆さんはどう思われましたか?日曜日に考えるには良いテーマかもしれません。
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