2011年12月30日金曜日

Jell-Oデザートの新製品「大人向け商品」の市場導入プロモーションに、世界初の「年齢識別」機能を搭載したサンプリングマシーンを設置しました。子供の反応が面白いです。





















このジェロは今や世界的に展開されているヒット商品です。もともとは創業者が動物質の素材を煮込んだ液体が冷えて、コラーゲンが変性して生じたゼラチンの作用で煮こごりとなったものを開発します。しかし市場導入で大変な苦労してもうまくいかなくて、結局権利をただ同然で買った人が、苦労の末にそのままでは売れないことに気づき、果汁などに砂糖で甘味を加え、ゼラチンなどのゲル化剤を添加して固めたものを大量にサンプルをただでばらまいて市場を作って成功させたものです。マーケティング的には「フリーの時代」の始まりですね。

アメリカのゼラチンデザートブランドのJell-Oが、大人向けの新商品の為にサンプリングを行いました。大人向けデザートの販売は、同社にとって初の試みであり、大人向けという点で差別化する必要がありました。













そこで、世界初の「年齢識別」機能を搭載したサンプリングマシーンを設置しました。マシーンに触れると年齢を識別し、成人である事を確認するとマシーンからデザートが出てきます。ちなみ子供がやると認識されてしまいアラートが出て、怒る子供が可愛いです。そして最後に「デザートをもらえなかった子供にも大人は分けてあげてね。」とフォローします。芸が細かいですね。













日本では、タバコやお酒の自動販売機で年齢確認機能が付いたものがありますが、この「大人向け」という点を協調する意味でも、このキャンペーンは見事ですね。
http://www.digitalbuzzblog.com/jell-o-temptations-facial-recognition-sampling-machine/

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