2011年8月5日金曜日

クリスチャン・マークレーの「The Clock」世界中の映画やドラマの時計が出てくるシーンをほぼ1分間隔でつなぎ合わせ24時間の映像作品を作り上げた。格好いい!








Christian Marclay The Clock』ベネツィアビエンナーレに出展されている作品です。この作品は、時計が写っている映画の一部を繋ぎ合わせたものです。そしてそれらは現実の時間と対応し、24時間に及ぶ映像作品となっている。
Christian Marclayが2年の歳月をかけて製作したこの作品、現実の時間と映像の時間が同時に進む様になっており、作品という別の世界を見ながら常に現実世界を意識する事になる。
使われた作品は、ハリウッド映画からアジアのインディペンデント映画まで世界中の作品を網羅しており、観客の個人的な記憶が呼び起こされ、過去の記憶・作品の時間・現実の時間と何層にも重なる時間を感じることになる。また一時間の間に同じ役者が全く違う年齢で登場してくるなど、時間へ考察をせずにはいられない作品です。

この作品は横浜トリエンナーレに出展予定です。
【時を考えずにはいられなくなる、大変興味深い作品】
http://www.art-it.asia/u/admin_ed_feature_e/yvKBQHCwb9cmLxYnEO2l/?lang=en

1 件のコメント:

  1. Flickrの「廃墟時計」とコンセプトが非常に近いですね
    http://www.youtube.com/watch?v=aG3SEt8Y4Eg

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