2016年4月10日日曜日

最も高額な自撮りの女王「シンディー・シャーマン」写真家で被写体のモデル。最も高額で取引される写真家の一人だ。

シンディーさんは大学で絵を描いていたのだが、やがて自分を被写体にした写真を撮り始める。「シンディー・シャーマンは時代を先取りしていのだろう。
最も高額な自撮りの女王/3億1124万円 
シンディー・シャーマンは1954年ニュージャージー生まれ。 ニューヨーク州立バッファロー校で美術を専攻後、写真に転向している。 彼女を有名にしたのが1977年から1980年まで室外で制作されたモノクロ写真による“アンタイトルズ・フィルム・スティール"シリーズです。


















これは仮想のスティール映画写真。50年代のハリウッドB級映画の ワンシーンに彼女がマリリン・モンローやソフィア・ローレン などを演じ、出演女優そっくりに扮装して撮影したシリーズ。

彼女の一連の変身写真はウォーホールらのポップ・アーティストの流れをついでいると考えられている。映画、広告、ポルノ、ファッションなどを作品に取り込むことでマス・メディアが 作り上げた女性に対する固定観念の状況を自らの肉体で現代アートとして作品化している。


















彼女の作品は多くの美術館が収蔵し、コレクターにも高い人気がある。1995年にはニューヨーク近代美術館が"Untitled Film Stills"シリーズのAPを一括購入しており、 近年作品価格が高騰している。




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