2015年12月2日水曜日

理性か感性か?右脳か?左脳か?[理性と感性を刺激するあたらしい積み木、つくりました!]「バイアス・ブレイキング」というイノベーション思考法の世界的な第一人者 monogoto 濱口秀司+宇野万理江

論理系、理系のデザイン会社が増え続けている。一方で美大や芸大ではコンピュータやICTの先生が非常に少なく、千葉大、慶應SFC、慶應KMD、東大工学部、スタンフォードのDスクール、MITなど理系のある大学出身者を中心に論理系デザイン会社が隆盛を極めている。理性か感性か?右脳か?左脳か?

チームラボ、takram design engineering、久下玄のtsug、など上がればきりが無い。一方でとにかく文句なく美しいモノを作る黒川雅之、清水久和、深澤直人さん達、どちらが良いかでもなく。この二つの流れがあるということだ。












株式会社フェリシモより、「バイアス・ブレイキング」というイノベーション思考法の世界的な第一人者 monogoto 濱口秀司+宇野万理江による初の公開:「あたらしい組む積み木KUUM」が12/1発売です!!!!!
公式サイト:
http://info.felissimo.co.jp/kuum/






















「はな」「うみ」「き」など12の自然のストーリーを持ち、全36種類、合計202個のユニークな色と形のピースから構成される、天然ブナ材の積み木だ。

L字やコの字をひっかけたり組み合わせたり、丸い形をぐらぐら不安定に積んだりなどして、見たこともないような作品群をつくった。 世界的に見ても、あたらしい商品になっている。 












宇野万里恵さんがコンセプトディレクションと初のプロダクトデザインを担当。子供時代、きれいな石や葉っぱや花を集めるのが好きだったこと。レゴが好きだったこと。テトリスも好きだったこと。美しい色が大好きなこと。詩的なものが大好きなこと。目に入る線分の長さと同じ「尺」を無意識に取るのが癖だったこと。基本的なもの、根源的なもの、抽象的なもの、象徴的なものが好きなこと。






















「ビジネス課題の解決」

いま所属しているmonogotoという会社は、クライアント企業のビジネス課題に対して、「とにかく新しいもの」を考え出すことで総合解決する会社だ。この積み木を考えるにあたっては、フェリシモさんが直面している「ビジネス的な課題」と、「ブランド戦略」「ケイパビリティ」を考え合わせながら、今後強化してゆく子供事業のフラッグシップ商品としての「積み木」、それも特にアジアなど海外市場へもブランドビジビリティをあげるために、世界的に見て革新的なコンセプトの積み木を考える、というのがお題でした。










「革新的な積み木を考える」

monogotoの代表・濱口秀司さんは「バイアス・ブレイキング」というイノベーション思考法の世界的な第一人者で、一発目のクライアントミーティングで最終解を出すというのでアメリカのデザインコンサル業界で有名な人です。USBメモリや商用イントラネット、マイナスイオンドライヤーのコンセプトをつくった人として知られています。














今回のプロジェクトでの濱口さんの関わり方が面白いので記述します。濱口さんは今回、初回ミーティングで、プレスにも引用されている「4つの個性タイプのダイヤグラム」を思いついています。
★ピースの具体性と抽象性
★豊富さと制限
★モジュラー性と象徴性
★形状の新奇性と製造コスト
これらを一発解決しているのが、今回の積み木です。






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