2012年10月10日水曜日

音楽の役割は「商品」からファンとアーティストをつなぐ「ハブ」へと移行した(現代ビジネス)


やや古い話になるが、今年423日付けのオリコンシングルデイリーランキングが話題になったことを皆さんはご存知だろうか。デイリー2位から の売上が1000枚を割り、さらに3位は693枚と従来のオリコン史上ワースト記録を更新したのだ(ちなみに3位にランクインしたのは人気ロック バンド「B'z」のシングル曲「GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-」で、3週間前の発売時には前作に引き続き、初登場1位を獲得している)。

















もちろんオリコンのデイリーランキングは曜日や発売 時期によって売り上げが変化するのは事実である。しかし、「音楽CDが売れない」とされる昨今の風潮と相まって、このニュースは小さくない反響を 呼んだ。


CD売り上げの黄金時代と称されるのは1990年~2000年前半までの期間である。特に1998年には売り上げ5,879億円と過去最高を記録し、CD市場はまさに「わが世の春」を謳歌していた。しかし1999年のi-mode、2001年のiTunes / iPodの登場によって、大量の楽曲をデジタル音楽プレーヤーに入れて持ち歩く生活が当たり前になった。 












「楽曲はCDからエンコードするものではなく、ダウンロードするもの」という認識が加わったのがこの時代だ。そして動画投稿サイトが普及した2000年代後半には、iTunesを利用せずとも、YouTubeでPV付きの楽曲が聴ける時代となった。若者が音楽を聴くためにわざわざ高いお金を払ってCDを買う時代は終わりを迎えたのだ。
続きは、、、http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33701

2 件のコメント:

  1. 初めまして、ツルガといいます。突然のコメント申し訳ありません。
    このエントリと現代ビジネスでの記事を拝読し、いくつか思ったことがあるので投稿させてください。

    ・冒頭の文章、現代ビジネスでは「3位にランクインした」となっていますが、ブログでは「初登場3位」のままなのは何故でしょうか。同じく冒頭で、ブログでは「発売三週間後の」という言葉が付け加えられていますが、現代ビジネスでは追加無しなのは何故でしょうか。

    ・発売から3週間後のデイリーランキングの数字を取り上げて、「~しか売れない」と表現されている意図を教えていただきたいです。CD発売から3週間後に700枚程度の売り上げというのは、ごく普通なことだと思うのですが…。
    「3位でもこの数字」「オリコンランキングのワースト記録を更新」という部分を強調されたいのであれば、「B'zに関するニュース」というより「オリコンランキングに関するニュース」と表現なさったほうがより適切なように思います。

    今回の記事は、残念なことに、(誤りを含んだ状態での)冒頭のセンセーショナルな文章のみがクローズアップされ、
    記事全体の主旨とは切り離された形でネット上で広められています。
    (もちろん、記事全文を読んだ上で、その主旨に共感したり興味をもったりして紹介している人もたくさんいますが。)
    そして、そういう広められ方をした誤情報を、一つ一つ訂正して回るのは事実上不可能でしょう。
    せめて、今後記事を閲覧する人が誤解するような事が少しでも減ればと思います。

    不躾な文章、極端な長文で申し訳ありませんでした。

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  2. ツルガさんのコメント大方妥当なコメントだと思います。今事実関係をスタッフが調べております。早急に間違った情報は修正を加えるつもりです。コメントありがとう!

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