2012年4月10日火曜日

グローブ・ジャングルを使ったインスタレーション作品「遊具の透視法」















このところ鈴木康広さんのファンになっている。過去の作品も調べてみるが、どれもなかなか素晴らしい。一見誰しも思いつきそうな視点に見えるが、そう簡単ではなく「コロンブスの卵」だろう。普段身の回りにある気にもしていないものが、鈴木康広さんの視点を通すと異次元の世界へと変わる。
2001年に公園にある回転遊具・グローブ・ジャングルを使ったインスタレーション作品「遊具の透視法」で注目を集めたデビュー作。一分くらいから始まる「回転するグローブ・ジャングル」へ夜投影される昼間の子供が遊ぶ姿が浮かび上がることの不思議。良い作品だなあ。デザイン特講での鈴木さんのトークのテンポも絶妙でパーソナリティーがチャーミングだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿