XD展で展示をおこなう、研究室を紹介します。今日はXD展2011に3つの作品と、研究のダイジェストを出展する脇田玲研究室。自然には変形や変態と言われる振る舞いが溢れています。オタマジャクシからカエルへと変態する個体の振る舞いに始まり、蟻コロニーの最適化などの群れの振る舞いまで、自然の知というものは動きが作り出していると言っても過言ではないでしょう。我々はこのようなメタモーフィックな仕組みを設計/実態化する研究を、IT、ロボティクス、スマート素材等の知見を用いながら進めています。
●WLabWorks1:tut-tut 首藤まり江 環境3年 まるでPCのベロ!舌型デバイス。ベロベロゆっくりムックリした動きで,メールの受信をユーザーに通知してくれる,「舌型USBガジェット」。メールを受信すると、舌がベロベロと動いて知らせてくれます。あたかもPC自身が舌舐めずりをしているかのような感覚を,tuttutによって私たちは簡単に手にすることが出来ます。 |
●WLabWorks3:PEDESTRIANS
金子 結 環境4年 PEDESTRIANSはセマンティクス入力による歩行アニメーション作成アプリケーションです。アニメーションとは「静止しているものに生命を与えて生き生きと動かす」という意味を持っています。このアプリケーションではその「生命を与える」という感覚をより簡単に味わえることを目的とした作品です。ユーザーがマウス等による描画オブジェクトに足や尾などの制御点を与えるだけで、描画オブジェクトが歩き始めます。
●WLabWorks4:Ambiguity Display
道幸寛尚 総合4年 仕切るという本来の目的は勿論、仕切ることのさじ加減が衝立にとって最も重要なことの一つと言える。本作品では、衝立によって仕切られた空間に おける情報を、センサを用いて取得し表現する。センシングする情報には人の動きと音の二つの要素を現段階では使用している。人の動きは画像認識を用いて人 の位置情報を取得し、モザイクをかけて表示する。音の情報は音量を情報として取得し、人の動きで表示するモザイクディスプレイと連動した表現を目指す。Ambiguity Displayでは衝立の向こう側の情報を曖昧に可視化することで体験者に必要な情報を伝えること可能とする。
●WLabWorks5:Tentacles
倉脇達郎 環境4年
[チームラボの猪子寿之さんを迎えたトークショーも行います]
日時:2011年3月20日(日) 14:00~15:30
登壇者:坂井直樹×猪子寿之×筧康明
会場:東京デザインセンター「ガリレアホール」
XD展HP:http://xd.sfc.keio.ac.jp/exhibition2011/
「慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 エクス・デザイン展 2011」
展示会期:2011年3月18日~20日
時間:2011年3月18日(金)13:00~19:00
2011年3月19日(土),20日(日)11:00~19:00
場所:東京デザインセンター「ガリレアホール」(東京都品川区東五反田5-25-19)
入場料:無料
web http://xd.sfc.keio.ac.jp/exhibition2011/
主催:慶應義塾大学政策・メディア研究科 エクスデザインプログラム
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