2018年8月19日日曜日

コンステレーション・ブランズ(ビールの「コロナ」)は15日、カナダの医療用大麻生産大手キャノピー・グロースに多額出資、グリーンラッシュの到来だ。

ゴールドラッシュならぬグリーンラッシュの到来だ。米ビール業界の幹部は、一部消費者がビールからワインや蒸留酒に移行するなか、大麻が合法化されれば、ビールの売り上げが落ちる可能性を懸念してきた。一部のビール会社は、THC(テトラヒドロカンナビノール=大麻の主な有効成分)を含まないが、大麻の風味がするビールを試みている。














2018 年 8 月 16 日 06:31 JST米酒類大手コンステレーション・ブランズ(ビールの「コロナ」や「モデロ」、ワインの「ロバート・モンダヴィ」などを手掛ける)は15日、カナダの医療用大麻生産大手キャノピー・グロースに追加出資すると明らかにした。大麻入り飲料など大麻製品市場の急成長に乗じる狙いだろう。コンステレーションは、キャノピーに追加で50億8000万カナダドル(約4300億円)を投じ、持ち株比率を38%に引き上げるとした。
コンステレーション・ブランズはアルコールセクターでトップの売上成長で他社を圧倒。
















 コンステレーションは向こう3年で行使すれば持ち株比率が50%を超えるワラント(権利)も取得する。7人で構成するキャノピー取締役会に4人を送り込む。コンステレーションは、数年後には大麻が全米で合法化されるとみて大きな賭けに出た。昨年キャノピーに初めて出資した際には、大麻入り飲料の開発計画が前進するとしていた。カナダでは10月半ばに娯楽目的での大麻の使用が合法化される予定だ。

米国の場合、現在29の州で医療用大麻が合法とされている。しかし米国には各州が独自につくる州法と全米共通の連邦法が存在するため、「州法ではマリファナOKだよ、でも連邦法ではダメ」の矛盾が起きる。しかしあと三年でほぼすべての週で合法となると言われている。

最近大麻の酩酊作用、いわゆる“ハイ”にならせる成分(テトラヒドロカンナビノール、THC)の正体をつきとめ、さらに、痛みや嘔吐を緩和しホルモン分泌や睡眠促進などマリファナが医療用になり得る成分(カンナビジオール、CBD)の化学構造も解明した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-15/PDIEK96VDKHT01
https://forbesjapan.com/articles/detail/18340



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