2016年3月8日火曜日

ロドニー・ブルックス: なぜ、私たちはロボットに頼ることになるのか?ロボットの未来には、否定的な意見もあるがロドニー・ブルックスのようにかなり楽天的な見方のパワーも必要だ。

そこで何やらレトロヒューチャーなデザイン「バクスター」はルンバで有名なiRobot社のロドニー・ブルックスが、新たにRethink Robotics社を創設し、中小メーカー向けに作った汎用ロボット。未来が近づいた気分が高揚する。















「バクスター」缶詰を開けたり箱詰めしたりする作業を人間のようにこなす。1体250万円程度で、米国では数百台を販売。ロボットは私たちの重要な協力者となり、私たちは単純で機械的な作業から解き放たれ、他のことに時間を割けるようになる。

創業者のロドニー・ブルックスの開発した「バクスター」は目を動かし、腕に触れば反応する。バクスターは、高齢化する労働者のそばで働くことができ、さらに家庭でも高齢者を支援できるかもしれない。ロボットに仕事を奪われ人は要らなくなると、まことしやかに ささやかれている。





























一方でグーグルが4億ドルの大枚をはたいて買収した天才集団「DeepMind」の創業メンバー3人の出自から思想に迫ったストーリーのなかで、CEOのデミス・ハサビスは、現在の人工知能研究は、まだ「梯子の1段目を上ったところ」でしかない、と語り、しかも「その梯子が全部で何段あるのか」もわからないと語っている。
https://www.ted.com/

「新AI理論」に基づいた完全自律型人工生命体を目指す。人工知能およびロボット研究の源流がわかる書籍。著者 Rodney Allen Brooksは、MITのコンピュータ科学・人工知能研究所の所長であり、最近の人工知能、ロボット研究に大きな影響を与えたサブサンプション・アーキテクチャの理論提唱で知られている知能ロボット開発における世界的リーダー。













本書は、SA理論の発想がいかに生まれたかを丹念に語っている。その誕生秘話からその後の展開を紹介し、知能を持つシステム開発のあり方、さらには意識とは何か、生体と機械の融合等の哲学的議論もわかりやすく説いている。

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