2015年2月22日日曜日

人はなぜ落書きをするのか?何か権力と感じたものに反発して描かれることも多いのではないか?宗教や、紙幣であったり、パスポートであったりするのではないか?

法隆寺で見つかった1400年前の落書き

人はなぜ落書きをするのか?フィレンツエの大聖堂に日本人が実名で落書きしたからという理由で、学生や教員がその大学で謝罪させられたり、処分を受けたりしている。

しかし日本でも全国各地の古寺に残る、古代~中近世の参詣者や工人、武士らによる「落書き」が多く見られる。日本の現存する最古の寺である法隆寺の天井版の見えない所には、職人が描いたと思われる春画のスケッが見られる。
タイムズスクエアの地下鉄通路/キースへリング


















すべての落書きがそうでは無いけれど、何か権力と感じたものに反発して描かれることも多いのではないか?だから対象物が上記のように宗教であったり、紙幣であったり、Léonard Combierのように国家が発行したパスポートであったりするのではないか?










反権力的にキースへリングも反権力的に落書きをしている内にアーティストとして評価されてしまった。私のメンターの木村英輝さんも壁画は建物を汚す入れ墨みたいなものだとうそぶきながら京都を中心に100点を遙かに超える作品を描いている。























イラストレーターLéonard Combierrは、出入国スタンプを避けながら精巧な落書きを作成した。これがスーパーのちらしでは面白くないだろう。彼のパスポートシリーズは、税関員を楽しませるためにパスポートやビザに落書きをしているのだろうか?おそらく期限が切れたパスポートだろう。パスポートに落書きをしてしまったために、外国での入国が拒否された例もあるのでリスクもある。
http://www.ignant.de/2015/02/19/passport-doodles-by-leonard-combier/
http://leonardcombier.com/
http://www.ki-yan-stuzio.com/?mode=f6
http://ja.wikipedia.org/


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