2013年1月30日水曜日

ゆがんだ画像を円筒などに投影したり角度を変えてみたりすることで正常な形が見えるようになる「アナモルフォーズ」


ロンドン在住の彫刻家ジョンティー・ハーウィッツによる「円筒型アナモルフォーズ」作品。鏡面仕上げのクロムの円柱の周りに置かれると、円柱に映った作品を見て初めて「手のひら」や「カエル」の形が見える。オリジナル・オブジェクトの三次元データをスキャンし、そのデジタルデータをソフトウェアを使ってアウトプットの形(ゆがんだ造形)の三次元データを計算した。三次元プリンターかな?

































「アナモルフォーズ」の一種で、適切な地点に円筒形の鏡を立てると、そこに正しい像が映し出されるものを「円筒型アナモルフォーズ」という。アナモルフォーシスとはゆがんだ画像を円筒などに投影したり角度を変えてみたりすることで正常な形が見えるようになるデザイン技法。

















イタリアのローマ・イグナチオ聖堂にある天井画はアンドレア・ポッツォにより天井を利用したアナモルフォーシスとして描かれている。このため平面の天井に書かれた天井画は、ドームが本物であるかのように、見るものを錯覚させる。
http://www.jontyhurwitz.com/

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