「メディアと立体物の交差点」スマートフォンに代表されるように、今や技術の最前線は間違いなくメディアと立体の出会う所にある。ラディカルな映像とインタラクションを提供し続けるクリエイター集団のW0Wと、どこまでも物理現象に対する繊細な感覚で作品を作り続ける鈴木康広氏を招いてデザインの未来を語る。
WOWは、ミラノサローネにて「NEOREAL WONDER -キャノンデジタルイメージングの世界」の作品を展示した。今回の作品は、トラフ建築設計事務所の作る「Light loom(光の織機)」という無数の水糸を用いた立体スクリーンの空間に、WOWの作る光の循環をテーマにした映像「Circle of Light (光の循環)」を投影する、というコラボレーション作品。
高橋裕士:WOW Inc.代表。1976年宮城県生まれ。1700年代から代々続く刀匠の家庭で伝統工芸や古美術に囲まれて育つ。1997年仙台で会社設立し、2000年に東京、2007年にロンドンへ活動の場を広げる。2012年でWOW設立15周年を迎え、ビジュアルブック『WOW Visual Design』をリリース。アートブック『WOW10』同様、発行人を務める。現代における日本の伝統と美の普及にも取り組んでいる。http://www.w0w.co.jp/
鹿野護:WOWアートディレクター:プログラミングを内包したデザインプロセスにより、美術館でのアートインスタレーションから、モバイルデバイスのユーザーインタフェイスまで、様々な分野のビジュアルデザインを手がける。WOW社内で実験的表現ユニット「wowlab」を立ち上げ、認知科学や建築等の分野と積極的にコラボレーションを展開。個人活動としてウェブサイト「未来派図画工作」を主宰。2009年iPhoneアプリケーション「二十世紀ボヤージ」をリリース。著書「QuartzComposer Book」。
http://www.zugakousaku.com/
鈴木康広:アーティスト:東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室特任研究員:1979年静岡県浜松市生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒業。日常のありふれた現象に着目し、新たな視点から素材やテクノロジーと結びつけることで、参加者の感覚や記憶に働きかける作品を制作している。昨年、浜松市美術館での個展と連動し『ファスナーの船』を浜名湖に展開。原美術館にて作品「募金箱『泉』」がパーマネントコレクションに。初の作品集『まばたきとはばたき』(青幻舎)を刊行。http://www.mabataki.com/
坂井 直樹:慶應義塾大学政策・メディア研究科教授:京都市立芸術大学デザイン学科入学後、渡米。サンフランシスコでTattoo Companyを設立しTattooT-shirt(刺青プリントT シャツ)を売り、大ヒットする。73年帰国後、ウォータースタジオを設立。87年、日産「Be-1」、89年には同じく「PAO」を世に送りだし、フュー チャーレトロブームを創出した。2004年デザイン会社、株式会社ウォーターデザイン設立。以降、数多くのプロダクトを手がける。2008 年より慶應義塾大学SFC教授に就任。主な著書に「デザインの深読み」など。
山中 俊治:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授/プロダクトデザイナー:1982年東京大学工学部産業機械工学科卒業後、日産自動車デザインセンター勤務。1987年よりフリーのデザイナーとして独立。1991年より 94年まで東京大学助教授を勤める。1994年にリーディング・エッジ・デザインを設立。デザイナーとして腕時計から鉄道車両に至る幅広い工業製 品をデザインする一方、技術者として、ロボティックスや通信技術に関わる。2008年4月より應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に就任。 山中デザイン研究室を設立し、義足や感覚に訴えるロボットなど、人とものの新しい関係を研究している。主な著書に『デザインの骨格』(日経BP社、2011)。
WOWは、ミラノサローネにて「NEOREAL WONDER -キャノンデジタルイメージングの世界」の作品を展示した。今回の作品は、トラフ建築設計事務所の作る「Light loom(光の織機)」という無数の水糸を用いた立体スクリーンの空間に、WOWの作る光の循環をテーマにした映像「Circle of Light (光の循環)」を投影する、というコラボレーション作品。
高橋裕士photo by Tsutsui Yoshiaki+鹿野護+鈴木康広photo by Masako Nakagawa |
高橋裕士:WOW Inc.代表。1976年宮城県生まれ。1700年代から代々続く刀匠の家庭で伝統工芸や古美術に囲まれて育つ。1997年仙台で会社設立し、2000年に東京、2007年にロンドンへ活動の場を広げる。2012年でWOW設立15周年を迎え、ビジュアルブック『WOW Visual Design』をリリース。アートブック『WOW10』同様、発行人を務める。現代における日本の伝統と美の普及にも取り組んでいる。http://www.w0w.co.jp/
鹿野護:WOWアートディレクター:プログラミングを内包したデザインプロセスにより、美術館でのアートインスタレーションから、モバイルデバイスのユーザーインタフェイスまで、様々な分野のビジュアルデザインを手がける。WOW社内で実験的表現ユニット「wowlab」を立ち上げ、認知科学や建築等の分野と積極的にコラボレーションを展開。個人活動としてウェブサイト「未来派図画工作」を主宰。2009年iPhoneアプリケーション「二十世紀ボヤージ」をリリース。著書「QuartzComposer Book」。
http://www.zugakousaku.com/
鈴木康広:アーティスト:東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室特任研究員:1979年静岡県浜松市生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒業。日常のありふれた現象に着目し、新たな視点から素材やテクノロジーと結びつけることで、参加者の感覚や記憶に働きかける作品を制作している。昨年、浜松市美術館での個展と連動し『ファスナーの船』を浜名湖に展開。原美術館にて作品「募金箱『泉』」がパーマネントコレクションに。初の作品集『まばたきとはばたき』(青幻舎)を刊行。http://www.mabataki.com/
坂井 直樹:慶應義塾大学政策・メディア研究科教授:京都市立芸術大学デザイン学科入学後、渡米。サンフランシスコでTattoo Companyを設立しTattooT-shirt(刺青プリントT シャツ)を売り、大ヒットする。73年帰国後、ウォータースタジオを設立。87年、日産「Be-1」、89年には同じく「PAO」を世に送りだし、フュー チャーレトロブームを創出した。2004年デザイン会社、株式会社ウォーターデザイン設立。以降、数多くのプロダクトを手がける。2008 年より慶應義塾大学SFC教授に就任。主な著書に「デザインの深読み」など。
山中 俊治:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授/プロダクトデザイナー:1982年東京大学工学部産業機械工学科卒業後、日産自動車デザインセンター勤務。1987年よりフリーのデザイナーとして独立。1991年より 94年まで東京大学助教授を勤める。1994年にリーディング・エッジ・デザインを設立。デザイナーとして腕時計から鉄道車両に至る幅広い工業製 品をデザインする一方、技術者として、ロボティックスや通信技術に関わる。2008年4月より應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に就任。 山中デザイン研究室を設立し、義足や感覚に訴えるロボットなど、人とものの新しい関係を研究している。主な著書に『デザインの骨格』(日経BP社、2011)。
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