【XD展】・X-Design展 とは:XD展とは、XDプログラムの所属研究室による合同成果発表会です。 XDプログラムでは、音楽・映像・プロダクト・メディアアート・インタフェース・ロボットなど多分野に渡る教員のもとで、 学生たちが分野の垣根を越えながら互いに影響を与え合い、研究/制作を続けてまいりました。
XD展は、2009年3月に第1回の展示会を行い、本展示で3回目を迎えます。 今回は「合流」というキーワードをテーマに、学生の成果が一堂に会するエキシビジョン、 さらに第一線で活躍されるクリエイタの方々をゲストにお呼びしてのトークディスカッションを通して、これらのデザインに迫ります。
・XDプログラム とは:現在、様々な分野のデザインの垣根は取り払われ、一つの「モノ」を作り上げるには、幅広い視野で統合的にデザインすることが必要とされています。 また、そのように複雑化するデザインを理解し、新しい価値創造を行える個人が重要視されています。
このような背景の中で、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクス・デザイン(XD)プログラムは、 情報技術を基盤とする「幅広い視野のネットワーク・デザイン」と「価値創出のためのパーソナル・デザイン」を同時に進める場として活動を行っています。 ここでは、「クリエイティヴ・マインド」を研究の基本的な推進力・原動力として持続しながら、 開発力と表現力、技法(テクニック)と技術(テクノロジー)、科学的理性と芸術的感性、論理(ロジック)と倫理(エシック)、 作り手側の価値観と使い手側の価値観などの分断された各要素を再び包摂・統合し、具現化することのできる、ハイブリッドな素養を持つエキスパートの育成を目指しています。
【坂井研】誰もやったことがないからこそ、やる価値がある。今の世の中に無いものを作ることにデザインの役割がある。坂井直樹研究室では、デザインによる価値創造をディレクションの立場から取り組むことを目的としています。そのため、世の中にある問題を解決するアイディアの提案、製作を通じ、造形・技術などの知識およびスキルアップのトレーニングを毎週行っています。また、「デザインの現場」訪問やゲストスピーカーをお呼びし、現場ではどのようにデザインによる価値創造が行われているかを学んでいます。
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