2011年3月21日月曜日

地震発生から1週間引き続き3/19収録の福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)を見終わっての感想


3/13にオンエアーされた映像に続き、引き続き3/19収録を通しで見終わって、要点だけメモにした。スリーマイル島原子力発電所事故は炉心溶融で「レベル5」だったが、放射線は出なかった。しかし、福島原発事故のレベルは、東電が「レベル5」と主張しているが、放射線が表に出ているので、海外メディアの言っている「レベル6」の方が正しいと考えるべきだというのが大前さんの意見。なお福島原発の安全な冷却には最低5年もかかると語る。




災害後刻々と状況が変化し、かつ全体を統合した情報が全く出てこないこ­の状況の中1週間で、今回の原発事故の原因と対応策の分­析、時系列を踏まえた対策、そして福島復興のビジョンまでを­、提言した大前さんの力量は、巷の賛否はともかく評価せざるを得ない。
理系の人は専門的ではあるが、広い視野がないと文系の人は揶揄する。大前さんは理系の原子力発電所のエンジニアの経験と、コミュニケーション能力のある文系のコンサルタントのパラレルキャリアが効を奏して万人が理解できるレベルでプレゼンを行った。



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