2010年12月21日火曜日

”秘密の「世界ガジェット統一工場」高城剛”というブログから考えること。

現在は、コピーライト派(著作権を守りたい派)と、「クリエイティブ・コモンズ」のようなコピーレフト派(著作権自由派)が存在します。どちらが正しいかということではありません。ウォーホールも"Any publicity is good publicity"(いかなる噂も良い噂)という名言を残し、悪い噂も良い噂も、そもそも噂にしてもらえないと意味がない。と、語っていました。高城剛さんと僕はどちらかというとコピーレフト派です。このブログも転載自由です。画像はフリーソフト「Byron Bay」という「デジタル・トラベル・アプリケーションfor iPad」の画像です。

























December 10, 2010 さて秘密の「世界ガジェット統一工場」高城剛というブログからの転載&一部加筆です。我々の世界では常識なのですが、まだ一般的には、それほど知られていない事実はEMSElectronics Manufacturing Service)にあります。フォックスコンは、電子機器の生産を請け負う電子機器受託生産(EMS)では世界最大の 企業「鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry; ホン・ハイ・プレシジョン・ インダストリー)」あるいは「鴻海科技集団」(鴻海=ホンハイ)のブランド名。台湾に本社を構え、生産拠点は主に中国。

 iPhoneiPad、任天堂DSPSPXBOX360、そしてMacbook airDELLPCまで、すべて同じ会社が作っているのは、一般の人にはあまり知られていません。その会社の名前は「鴻海科技集団」。(鴻海=ホンハイ、と発音します)表立つ事は滅多にない台湾の世界最大のEMSElectronics Manufacturing Service)企業で、多くの工場は中国にあり、従業員数は100万人!近くもいて、その数は年々増えています。他にも、SONYのブラビアも、モトローラとノキアとソニーエリクソンの携帯も、実は皆ここで作っている、言わばオープンな秘密の「世界ガジェット統一工場」




















ソニーは、海外自社工場を鴻海に売却して、いまや鴻海がソニー製品を作っています。「ものづくり」とは、なにを指すのか、本当に難しい時代になってきました。望もうが望まなくても、日本からの技術移転はとっくに終わってしまったのです。そして、最近の超極秘ガジェットの新製品情報の発信源は、大抵ここなのです。そして、ついにこの鴻海が今月自ら家電小売り業界に参入するという。十年後の勝者が垣間見える話です。http://blog.honeyee.com/ttakashiro/

今にEV(電気自動車)も、鴻海のようなEMSで(ハブレスで)冷蔵庫のように生産され、アマゾン(流通レス)で売られるかもしれません。であれば、我々はノートパソコン一つ使って、たった一人でスターバックスでコーヒーを飲みながら、素晴らしいユニークなプロトタイプをデジタルで設計すれば世界に流通させることが出来る時代が来るかもしれません。


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