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東京版ガイドブックが発売されている。
デザイナーの項目で僕自身が紹介されているのには驚いた。
しかも村上隆さんと深澤直人さんに挟まれているのも窮屈だ。
おまけに「オブジェを詩に変えていく坂井直樹」には微笑んでしまった。
さすがフランス人ジャーナリスト、
それにしてもいつ取材されたのか?記憶がない。
高級ホテルや有名レストランが紹介される一方、
カプセルホテル、銭湯、神田の古本屋といった庶民的な店も載っている。
同じフランス発の「ミシュランガイド」とは一味違った、
「ヴィトン基準」で選ばれているのだという。
「カプセルホテル」はこんな風に紹介されている。「プラスチックやグラスファイバーでできたカプセルの中で寝る。このとっぴなアイデアはスタンリー・キューブリック監督の大作『2001年宇宙の旅』やリドリー・スコット監督の恐るべき『エイリアン』といったSF映画に出てくる未来派的カプセルを連想させる。日本では冒険ができない代わりに、こうしたカプセルでの冒険旅行を楽しんでいるのだろうか」
ルイ・ヴィトンの店舗のほか、日本語版のみ紀伊国屋書店でも販売する。
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