2018年6月28日木曜日

自動車開発に男女差がいるのか?カーデザインに性別を持ち込むことはやめて「人間中心の開発」で良いのではないか?

女性向けの自動車開発が成功しない理由は?世の中はダイバシティ(男女差を無くそう)という方向に動いているのに、なぜか女性を意識したカーデザインを行うプロジェクトは絶え間がない。

はたして自動車に性別が必要なのか?自転車も小学生くらいまではピンクは女の子水色は男の子のように男女差がデザインされている。しかし大人の自転車には性別はない。iPhoneもローズゴールドくらいはやや女性を意識しているが、基本モノセックス。

















いまやトイレでさえ男女同じで良いのではということで、新しいトイレは男子も座ってドア付きの便器で行う時代。自動車開発に男女差がいるのか?と考えてしまう。私は80年代から自動車の開発に関わってきたが、このやっかいな女性フォーカスの車両開発は出て来るが成功したプロジェクトは見たことがない。もう自動車はダイバシティでよいのではないか?

「女性ならではの感性と意見を大事にした車」若い女性客の獲得に向けた新型軽乗用車「ミラ トコット」を6月25日に発売を開始した。ただし「ミラ トコット」はピンクが好きな女性、坂道発進が苦手ない女性と言った従来の女性観ではなくあえてカワイイ系を強調していないことが特徴だ。
「『女性=”カワイイ“物好き』という従来の固定観念を覆すのが大変だった。昔はデザインを盛るという発想だったが、今はシンプルの時代。女性の感性の変化を新型車にも落とし込んでいった」。という主張がダイハツが考えた従来の裏狙いなのだが、「カフェのインテリアで見つけた「ブリキのバケツ」という。機能を絞ったシンプルなデザイン」というコンセプトはいかにも弱い。

男性中心の車作りや女性向けの車作りではなく「人間中心の開発」で良いのではないか?カーデザインに性別を持ち込むことはもうやめよても良いのではないか。
https://article.auone.jp/detail/1/3/6/7_6_r_20180626_1529960634649888



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