この研究所の目的は、ドイツ自動車業界の重要な人材を集めることにあり、15~20人の研究者が常駐して「アイデアを練る」という。マークニューソンがこの間話題が少ないのは、アップル製の自動車開発に没頭している可能性もある。
さらに研究所では、車の市場参入という現実的な局面も探る。アップルが同国で提携すべき企業、遵守する必要がある規制、競合他社にどのくらい先を越されているかの評価などだ。
アップルブランドのクルマがドイツの道路を走るのは早くても2019年から2020年になるという噂が出ている。
開発されるのは小型車で、カーシェアリングのZipcar社と同様のサーヴィスを開始する可能性があるという。つまり、iCarをそのまま購入するというよりは、短時間のレンタルや、1分あたりの請求が行われシェアリングビジネスの可能性がある。
最も興味深いのは、生産提携企業として、鴻海精密工業ではなく自動車部品メーカーマグナ・インターナショナルの名が挙げられていることだ。同社は、カナダとオーストリアに拠点を置く実業家フランク・ストロナックが経営する、2位デンソーに次ぐ世界第3位の部品メーカーだ。
http://wired.jp/2016/04/20/apple-icar-built-in-germany/
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