2015年4月29日水曜日

フォルクスワーゲンCM「ゴキゲンワーゲン」とワーゲンの持っている資産(ヘリテージ)の価値の大きさ。「ブランドの価値創造のためのデザイン」の意味とは?


フォルクスワーゲンCM「ゴキゲンワーゲン」。このCMはとてもコミカルに作られていて外車特有の気取ったイメージは無い。もう一方の見方で見るとワーゲンの持っている資産(ヘリテージ)の車が続々登場する。






















クラシックからフォルクスワーゲンをベースとして開発されたスポーティカーのカルマンギア、VolksWagen Type2という小型バス等。
Volkswagen TVCM ゴキゲン♪ワーゲン 「登場篇」 15秒

伝統の継承が出来るメーカーは豊かな感じがする。オリジナルビートルは、フェルディナンド ポルシェ博士が、徹頭徹尾ユニークなアプローチでデザインとメカニズムを練り上げ、さまざまな困難も乗り越えて、結局65年もの長寿を保ち2,153万台も生産された「スーパースター」なのだ。
Volkswagen TVCM ゴキゲン♪ワーゲン 「洗車篇」 15秒 カルマンギア

日本のデザインは「新しさ」にこだわりすぎ「歴史」を否定してしまう理由は、日米国型の「経営資源としてのデザイン」と考えられてデザインも消費するところに起因する。一方欧州型は「ブランドの価値創造のためのデザイン」とヘリテージを継承し過去へのリスペクトがありデザインは面影を残しながら現代的デザインにチューンナップする。

















Volkswagen TVCM ゴキゲン♪ワーゲン 「ビートル篇」 15秒 ビートルとニュービートル

Volkswagen TVCM ゴキゲン♪ワーゲン 「キャンプ篇」 15秒 ワーゲンバス




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