スクリーンに映し出されるデジタル映像とシンクロする生身の人間の精度の高いダンス。enraのステージは映像表現と身体表現の可能性を同時にマックスに見せつける迫力で迫ってくる。
CG技術を駆使して独特な映像世界をつくり出す花房伸行は、学生時は自動車デザインを学び、卒業後はプロダクトデザインではなく、映像の世界に越境する。自動車も映像も共通のコンピュータというツールを使う、この辺りがクリエイティブの越境を自在にしている。
身体表現に優れた6名の個性的なダンサーと花房のデジタル画像の組み合わせが秀逸なエンターテイメントを作り出す。
そのダンサーは加世田剛、横山真希、和多谷沙耶、汰椿、望月ゆうさく、そしてKazzが魅せる身体表現はマーシャルアーツ、バレエ、ジャグリング、新体操、アニメーションダンス、ハウス、とあらゆるジャンルをカバーしている。 WEB記事を参照した。 http://enra.jp/index.html
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