2012年4月22日日曜日

映画「アーティスト」を見て、アカデミー賞の審査風景と隈研吾の「負ける建築」

昨日久しぶりに映画らしい映画「アーティスト」を見た。3DやCGなど映像がリッチになることだけが映画の魅力の全てではない。ということを証明したような映画だ。アカデミー賞の選考プロセスを想像してみた。CGや3Dで作られた映画を大量に見せられた中に、唯一モノクロでサイレントの映画を見た時の審査員の心情を想像してみた。 













仕事柄多くのデザインやアプリの審査員をやってみると、コンペに勝つ極意が見えてくる。昨年隈研吾さんとも対談をした際に同じような話になった。隈さんも「建築デザインの審査員を多くやるようになって、審査の論理が解りコンペに勝つことが増えた」という分野は違うが共通の原則が見えてくる。
 
米アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞などその年の最多部門に輝いた作品。サイレントからトーキへと移行しようとしている1920年代のハリウッドを舞台に、モノクロ映像&サイレントのスタイルで描きだす。
『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のジャン・デュジャルダン。ほかに、ジョン・グッドマンなどのハリウッドの名脇役が出演。シンプルでロマンチックなラブストーリーもすご〜〜い感動を誘う。
オフィシャルサイトgaga
感動的なジャン・デュジャルダンのスピーチ http://youtu.be/f1-hDJMVA7M

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