2013年3月14日木曜日

「日本人は身体が薄く平面的なので、作るモノもそういう形状になる」という議論とザハ・ハディドのデザインした新国立競技場"東京オリンピック2020"


新国立競技場の国際デザイン・コンクールで、英国の建築設計事務所、ザハ・ハディド・アーキテクトが最優秀賞を射止めた。先日もイッセイミヤケのクリエイティブ・ディレクターをつとめていたファッションデザイナーの滝沢直己さんが「日本人は身体が薄く平面的なので、作るモノもそういう形状になる」というデザイン議論をしていた。その論から行くとこのザハのデザインは極めて立体的にボリューミーだ。














そういえば着物もたたむと完全な平面になるが着ると身体の形に従う。プリーツ プリーズもたたむと平面になるが着ると立体になる。椅子や建築デザインも平面を幾つか組み合わせをして立体を構成するようなデザインが多く感じる。人は自分の身体に似たようなものをデザインするというこになる。














完成は2018年度。19年のラグビー・ワールドカップ開催に間に合わせる。東京都が招致を目指す20年夏季五輪ではメーンスタジアムと位置付けている。8万人収容の全天候型競技場という条件で、基本構想を公募していた。審査は、建築家の安藤忠雄氏が委員長を務める審査委員会が担当した。











ザハ・ハディド・アーキテクトの代表者のザハ・ハディド氏は、ロンドンを拠点に活躍する女性建築家。1950年イラク・バグダッド生まれ。曲線、直線、鋭角が織りなす流動的でダイナミックなデザインで知られる。かつては「建てた建築よりも、実現しなかったプロジェクトの方が有名」と言われたこともあった。審査講評の中で、安藤委員長はザハ案を「強いインパクトをもって世界に日本の先進性を発信し、優れた建築・環境技術をアピールできるデザインである」と高く評価。

賛否両論のTwitterが面白い。否のほうが多いかな?
↓

白井良邦@YoshikuniShirai:ザハに決まった新国立競技場コンペは、現在の国立競技場の建て替え案を募るもの。総工費は解体費を除き約1300億円。2019年のラグビー・ワールドカップ日本開催を念頭に2018年完成を目指す。8万人収容でVIP施設、レストラン等も充実させる予定。#casabrutus

やまみちる@yama326:カブトガニに決まったのか。

西田善太@ZentaNISHIDA:ザハ・ハディドなのか。

日埜直彦@naohikohino:ザハ事務所が一番焦ってるのではないかと予想。

穂積 雄平@hzmyhi:TLがザハザハしてる

この件に関しては、つい感情的になってしまうな。千駄ヶ谷は思い入れのある場所だから、建築関係者の視点じゃなく一生活者として切実にザハはいやだw

yuho shida@yuhosd:でもできたら間違いなく見に行く。

吉永健一@yosstudio:いまのところ僕のTLでザハ当選をはっきりと歓迎しているのはけんちく体操の面々だけのようだ。

Hiroyuki Yoshioka@yskhyk:やはりザハ。あたりまえだがかたちの力は強い。その強さが世の中のどのベクトルとつながるかによって人の理解はかわると思う。いまの日本で成り立つのかな?

石川俊樹@toshikiishikawa:ザハ案はハリボテだから構造的には全て隠されるので強度が得られるものだとは思う。仕上が大変なのは明らか。施工技術が問われる。全案の中では未来的建築。しかし、完成しない可能性もある。周辺環境との調和、耐久性について疑問視。経年変化もなにもない。

フォルムとかは好き嫌いあるだろうしまあ良いとして、今の時代にザハを選ぶ事にどんな意味とメッセージがあるのだろうか。

中村拓志&NAP建築設計事務所@naparchitects:最悪。俯瞰視点からの私的なデザイン。建築を形で選ぶのではなく、生成するコミュニケーションの量と質で選ぶ時代を待ち望む。RT @archiphoto: [info] ザハ・ハディドが最優秀賞に選ばれた新国立競技場設計コンペの審査講評全文 goo.gl/5AXJp

高橋正明@buzzmeak:シェルだけでもつくって観光名所にでもするとか。ザハまんじゅう、ザハトルテ。

hitomisaitoF@hitomimi8:国立競技場、ザハの案て横の高速をまたいでいたけど、それはさすがになくなるらしい。

山崎泰寛@y_yamasaki:ザハ案は近くの建築を手がかりにした、つまり東京体育館にぴしっと敬意を払ったパースを描いてきたなあという印象を持っていた。UNとコックスにも。

中村泰貴@yasutakan:建築の夢を見させる力ってすげぇな。やっぱビックプロジェクトは心踊るわ。いち東京都民として。

奥野正美@okunoao:えっ!ザハに決まったのか?巨大な対称形が東京には合わないと思ったんだけど・・・。でも、それがザハということか。完成したら「凄い」ってなるだろうね。SANAA案が一番いいと思ったけど、確かに衝撃は感じなかった。上品すぎたんだろうなあ。惜しい!

山本悠介 yusuke yamamoto@y_yusuke1206:新国立競技場の結果に驚いた。あれが本当に建つのか。。。ツィッターが荒れるな。。。zzz

だってあんなアングルから建築見れないし。

やまみちる@yama326:ザハ的な建築のつくり方を考えると、大空間よりも、アプローチからスタジアムまでのシークエンスが見せ場だと思う。今のパースでは見せていないところね。せっかく決まったのだから、良いものつくってほしいものである。楽しみにしていよう。
返信 リツイート お気に入りに登録 2012.11.15 19:38

ichijo@yama326:ホープ軒までのアプローチのシークエンスを考えて欲しいですねんこ。

平井充@Hirai_Mitsuru:新国立競技場のザハが最優秀賞はそれほど驚かなかったな。あのような条件でコンペをした以上、安藤さんはこれまでのコンペに通底するバイアスを打開したかったのではないかと思う。個人的にはSANAAの案がよかったと思っているが、いままでに見たこと無かったものが見られるかもしれない。

武藤 隆@tamuto:審査委員長を受けるのではなくて、「今、国立競技場なんか作り直さんでもええやろ」という声の方が聞きたかった気もする。東京オリンピック誘致のしがらみがあるにせよ…。

山田哲也@yaaamada:造形の力を本人が心から信じて作った案ならその気持ちを責める気はない。だが選ぶのはどうかと思う。国立競技場を、あるいはザハを、客寄せパンダ的に使うように見えてしまうところがなんとも…。話題になったら成功、なんて話ならそれこそ不埒だ。

Naohiro Mizushima@naohero:国内の事務所に決まれば出来レースだとか囁かれただろうし、知名度の低い事務所に決まればイマイチ話題として盛り上がらず、海外のメジャー事務所に決まればご覧の通りなわけで。。

大江 匡@TadasuOhe:安藤忠雄ももう年だね。国際コンペをやってザハを選ぶなどというやり方は過去の遺物。ちっともいいとは思わない。

Ken Aoki@kenaoki:少なくともザハの案は、代々木体育館を超えるモノとしての建築のちからを見せてくれるかもしれないし、ただのバケモノみたいになってしまうかもしれない、予測できない可能性を含んでると思う

Honma͜ Tomoki@tmkhnm18:つまりすべて上手く実現して2020年の東京オリンピックが開催されたら、2100年頃の日本人に、日本の近現代建築史は、丹下の広島ピースセンターと代々木第一体育館と"ほぼ同等に"、ザハ・ハディドの新国立競技場が国家的建築プロジェクトとして物語られる事になるんだろうけど。


2013年3月13日水曜日

すごいドラミングのイノベーション、信じられないほどの精度を持った太鼓のハーモニーを演奏するデジタルエイジの「The Top Secret Drum Corps 」朝から元気になれる!
















このドラム隊は、それぞれ別の仕事を持っているパフォーマーで構成されているが驚異的な精度の振り付けと演出だ。これは明らかにデジタルエイジのアイデアだ。スイスの25人の軍楽隊と「カラーガード」はパレードなどで,旗振りやダンスなどを行うグループ。















「The Top Secret Drum Corps」は、1990年に形成されたグループで、「ロイヤルエジンバラミリタリータトゥー」というイベントで行うようになった後一気に評判を呼び名を上げた。和太鼓の連奏もずいぶん見てきたが、これは今まで見てきた最高の太鼓の演技だ。

http://www.youtube.com/watch?v=HW3QVLlK-kE

2013年3月12日火曜日

有機ELはまだ輝度も弱く、形やサイズが限定されているために、極めてデザインしにくい。その欠点をうまく利用した美しい照明デザインだ。メーキング画像が興味深い!



















ベルリンのデザイナー集団「Formfjord 」によりデザインされた "XIX 'ライトは、カネカによって生産された有機ELパネルを使用して、正四角錐(ピラミッド)の底面の正方形面に有機ELパネルを二枚使用して挟み込んだ。つまり、2つのカットガラスで作られた正四角錐ソリッドボディの間に埋め込まれている。うまい解決策を持ったデザインだ。
















なぜなら有機ELはまだ輝度も弱く、形やサイズが限定されているために、極めてデザインしにくい。しかしこの「 "XIX 'ライト」はその欠点をうまく利用して構成されている。まるで宝石のようにも万華鏡のようにも見える美しい照明器具に仕上がっている。メーキング画像が興味深い!


























designboom.com

2013年3月11日月曜日

多色の絵の具をモーターで回転する円柱に塗布し遠心力で拡散させ偶然出来る美しい文様を高速写真で撮影する作品「ブラックホール」


「ブラックホール」と名付けられたFabian Oefnerによるユニークな作品。Fabian Oefnerは色鮮やかな塗料を、音や磁気磁性流体などで操作することで作品を作成してきた。今回のプロジェクトのためにOefnerは塗料で覆われていた電気ドリルに金属製の円柱の棒を接続し回転させた。塗料が独特の形状を形成している瞬間をキャプチャするために、ドリルにセンサを接続しタイミングを把握、塗料の動きを1秒の1/40000、と限りなく短い点滅の瞬間を撮影することが可能になる。










画像はページの一番下に作成されたかの短いビデオがあります。
http://www.fabianoefner.com/64838/1159918/projects/black-hole

2013年3月10日日曜日

驚くべきことに、これらのプロダクトの全てのモノは、人が持つ知覚の限界に挑み紙で作られている。



ほこりをかぶったような古いグリーンの椅子、ジーンズのショートパンツ、または木製イームズチェアLCWの古典的な形状、はき慣れたしわくちゃのデニムのショートパンツペア、使い古された革製の財布。そしてずいぶん使用され摩耗したコルビュジエのベンチ、糊がぱりっと効いた白いシャツ、ブライアン・ローパーの白のユビキタス・チェア。



























驚くべきことに、このプロダクトの全てのモノはロサンゼルスを拠点に活動するアーティストVincent Tomczykによって紙でほぼ完全に作られている。ポケットとリアルなテクスチャを持つデニムのショートパンツでさえ、100時間以上かかったという。視覚的に詩的な作品を制作することは、スーパーリアリズムもトリックアートも根本的には制作者の意図は変わらない。






2013年3月9日土曜日

21世紀型のスキルとは?「2011年度に小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」

新聞を読んでいると時折強烈に興味を引かれる情報に出会う。今日はその中でもインパクトのあった「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」という米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏が2011年8月、ニューヨークタイムズ紙のインタビューで語った予測が波紋を呼んでいる。「2011年の16年後、つまり2027年には今は存在していない職業に就く」ということだ。















情報化が進むに従って、我々の働き方は大きく変わってきたことは確かだ。例えば、10年前には「情報セキュリティマネージャー」や「ソーシャルメディア・コーディネーター」「ユーザーインターフェイスデザイナー」「ビッグデータ・アナライザー」などという職業は存在しなかった。
















山内祐平さんの「10年後の教室」でも、この記事に触れて「企業がイノベーションを進めるたびに、業態の変化によって新しい職業が生まれ、既存の専門職を置き換えつつある。」と書いている。また「雇用の前提となる専門性の変化が常態化し、職業が安定した存在でなくなることは間違いないだろうと考えている。」と専門性の激しくニーズの変化と多様化が、安定した職業という存在が希薄になると書いている。

米国の教育関連ニュースサイト「MindShift」でも、大学生が今まで存在しなかった職業に就くためにどの専門を選ぶのが有利かを考え始めていることが報じられている。「コミュニケーションやチームワーク」あるいは「ITスキル & 思考スキル(IDEOのロジカルシンキング)など「業界業際を転移可能な一般的能力」を重視するようになっているという。社会に求められる職業が大きく変わるということは、既存の職業はどんどん弱まっていくと言うことだ。

デジタル世代の21世紀の働き方と学び方についての著作「Now You See It:How Technology and Brain Science Will Transform Schools and Business for the 21st Century」

2013年3月8日金曜日

1万円を切る機種よりも少ない機能のデジカメ「GoPro」が値下がりせずに売れ続けている理由。



















スマートフォンのカメラに脅かされ厳しいコンパクトデジカメ業界、しかしその中で売れ続けているコンパクト型カメラがある。1万円を切る機種よりも少ない機能の製品「GoPro」が値下がりせずに売れている。米国シリコンバレーのベンチャー企業Woodman Labs社が開発した「GoPro」シリーズだ。














「アクション・カメラ」と呼ばれる分野の代名詞になっており、僕も愛用している製品「GoPro」は、2009年末に第1号機を発売してから、3世代目までのシリーズ合計で300万台超を販売。価格は、付属品とのセットで3万~4万円ほどでネットで購入出来る。 実際に「GoPro」で撮影された冒険の数々「The HD HERO2: Almost as Rad as the HERO3」
 
GoProシリーズが、大手カメラ・メーカーに与えたインパクトは大きかったに違いない。「GoPro」本体の基本機能は、極めてシンプル。170度の広角レンズで動画と写真を撮影できること。それしか出来ない。デジタル・カメラでは当たり前の液晶モニターさえない。機能は限定的で、用途に合わせた防水・防塵用のケース、さまざまな場所やスポーツギアに取り付けるためのアクセサリーが極めて豊富な付属品が好評を得て売り上げを押し上げている。 


デジカメの革命児「GoPro」は、300万台超を売った人気の主な秘密は、モータースポーツやサーフィン、自転車、スカイダイビング等のアウトドア・スポーツ・ファンに限定すると自分のプレーをこれほど手軽に撮影出来るデジカメは無い。SNSなどで友人と共有したいスポーツ・ファンのニーズにもぴったりと一致した。






















gopro.com