2018年12月4日火曜日

「陳」姓の人々が一族の祖先を祭るとともに、一族の子弟を教育するために造った書院「陳家祠」


先週は広州デザインウィークに行って来た。日本のデザイン界と違って多くの若い人が来場し、「これから感」満載だった。広州は中国広東(カントン)省の省都。珠江デルタの北端に位置する商工業・港湾都市。古来、華南最大の貿易港として栄え、アヘン戦争以後は革命運動の中心地となった。






















人口、行政区852万。陳氏書院は広東省広州市中山七路に位置している。ここは広東省に多い「陳」姓の人々が一族の祖先を祭るとともに、一族の子弟を教育するために造った書院で、陳家祠とも呼ばれている。






















陳氏はかつて河南省周辺に存在した小国「陳」を発祥とする姓で、紀元前1127年、舜の末裔であった陶器匠・嬀満が周の武王より与えられた土地(現在の河南省淮陽)で建国したことに始まる。

紀元前478年に陳は滅亡し、その末裔たちが四分五裂される中、亡国となった母国の名を姓とした人たちの末裔が現在の陳氏だ。そういえばアランチャンをはじめ陳(チャン)という名前の中国人の友人が多い。





























話は少しずれるが電通のBチームのメンバーの中に「田中宏和」という方がいて、現在役140人の同姓同名の田中宏和さんが集まっていて「田中宏和運動」を推進する。「田中宏和ブランド」の確立することが目的。この世界に同時に生きている人たちがいる。

















ただ同姓同名というだけの理由で、「田中宏和同士」が交信・交流し、ならびに「田中宏和界」の健全な発展を願い、という一見たわいのないようにも見えるが、FBなどSNSで皆さんも同姓同名が意外にも多いことに気づかれるだろう。

http://www.tanakahirokazu.com/

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