2010年10月7日木曜日

「ルイ・ヴィトン」から、 東京版ガイドブックが発売されている。デザイナーの項目で僕自身が紹介されているのには驚いた。



フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」から、
東京版ガイドブックが発売されている。


デザイナーの項目で僕自身が紹介されているのには驚いた。
しかも村上隆さんと深澤直人さんに挟まれているのも窮屈だ。
おまけに「オブジェを詩に変えていく坂井直樹」には微笑んでしまった。
さすがフランス人ジャーナリスト、
それにしてもいつ取材されたのか?記憶がない。


高級ホテルや有名レストランが紹介される一方、
カプセルホテル、銭湯、神田の古本屋といった庶民的な店も載っている。
同じフランス発の「ミシュランガイド」とは一味違った、
「ヴィトン基準」で選ばれているのだという。

「カプセルホテル」はこんな風に紹介されている。「プラスチックやグラスファイバーでできたカプセルの中で寝る。このとっぴなアイデアはスタンリー・キューブリック監督の大作『2001年宇宙の旅』やリドリー・スコット監督の恐るべき『エイリアン』といったSF映画に出てくる未来派的カプセルを連想させる。日本では冒険ができない代わりに、こうしたカプセルでの冒険旅行を楽しんでいるのだろうか」
ルイ・ヴィトンの店舗のほか、日本語版のみ紀伊国屋書店でも販売する。

2010年10月6日水曜日

「少女時代」は「現地化」「技術向上」「徹底したマネジメント」において「サムソン電子や現代自動車」と相似形の生産システムで産まれたプロダクト(製品)だ!




「少女時代」は慶応の学生にも大人気でヒット曲GENIEが耳から離れないという。「現地化」「技術向上」「徹底したマネジメント」において「サムソン電子や現代自動車」と相似形の生産システムで産まれたプロダクト(製品)だと考える!韓国のポップグループ「少女時代」が「日経ビジネス誌」の表紙になったのも当然だろう。



また国内では「AKB48」がグッドデザイン賞のベスト15を受賞した。少女時代の母国での人気は当然、圧倒的だ。韓国の音楽番組で9週連続の1位に選ばれ、CDの出荷も日本のミリオンセラーに匹敵する25万枚を誇る。
日本でのデビューシングル「GENIE」(98日発売)も初回で10万枚を出荷する。920日付けのオリコン
「シングルランキング」で、GENIEは初登場で4位をつけた。これは、海外女性アーティストの楽曲では初の快挙だ。

2007年にデビューした「少女時代」は、その数年前からすでに一定の実績を持つ芸能人を招集してメンバーを組織した。メンバー構成の工夫は初めから世界を市場にすることを前提にして、日本語、英語、中国語などに堪能なメンバーを意識的に組み入れた。海外でプロモーションを行なう時には、流暢に現地の言葉を駆使してファンに語りかけ、親近感を与えて現地化ができる。

メンバーの1人であるスヨンは、日本の芸能界で活動した経験を持つ。また、英語の話せるメンバーをつくるために、米国に出向いて在米韓国人を対象にしたオーディションを実施した。ダンス、語学、そして様々な演技。それぞれに特技を持つ人材をグループ内に散りばめて、幅広いニーズに対応できる組織に仕立て上げられている。いくつもの個性、そして歌唱力とダンスの技量を磨きあげて、最初から圧倒的なパフォーマンスを見せる。

「現地化」「技術向上」「徹底したマネジメント」――。こうしたキーワードからは、世界で活躍するサムソン電子や現代自動車の姿に重なる「少女時代」の戦略が見えてくる。「国や世代に関係なく幅広いファンをつかむために、韓国の芸能界はより企画化され、商業的になっている」歌謡を始め、映画などソフト面で世界市場を狙い始めた韓国エンターテイメント産業。世界デビューに成功した「RAIN」以降「世界仕様」に照準を合わせたプロモーションは、より商業的に進化している

(日経ビジネスを要約再編集した)

2010年10月5日火曜日

スタルクは「私がデザインしたもの全ては不必要だった。2年以内には確実にリタイアし、何か他のことをやりたい。まだそれが何かはわからないけど。自分を表現する別の手段を見つけたい。デザインとは、忌むべき表現形式だ」とコメント。



2008328日の記事が反響を呼んだ。デザイナーのフィリップ・スタルク(Philippe Starck)が、デザインの仕事に嫌気が差し、2年以内にリタイアする予定だと、27日付けの独週刊紙「ツァイト(Die Zeit)」のインタビューで明かした。スタルクは「私がデザインしたもの全ては不必要だった。2年以内には確実にリタイアし、何か他のことをやりたい。まだそれが何かはわからないけど。自分を表現する別の手段を見つけたい。デザインとは、忌むべき表現形式だ」とコメント。
「今後デザイナーはいなくなるだろう。将来のデザイナーは、パーソナルコーチや、ジムのトレーナー、ダイエットコンサルタントになるんだよ」スタルクは、ホテルのインテリアやユーロスター(Eurostar)の内装、椅子、レモン搾り器など、幅広いデザインを手掛け、世界中で高い評価を得てきた。スタルクが現在唯一愛着を持っているものは「枕と、良いマットレスかな」とのこと。しかし、最も必要なことは「愛すること」だと付け加えた。
記事ソース:AFPhttp://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2370831/2782335

スタルクが、「デザインの仕事に嫌気が差し、2年以内にリタイアする予定だ」とインタビューで語ったことは衝撃だった。80年代、わたしたちはスタルクの登場に驚いたものでした。某ビール会社のビルのプレゼン手法などは、誠に軽妙で鮮やかだった。僕はその数年後にそのときのプレゼン内容を詳しくスタルクからフランス語なまりの強い英語で聞いたことがある。さてその後も相変わらずスタルクは精力的にデザインを量産している。あの「デザインとは、忌むべき表現形式だ」との発言はどこにいったのだろうか?本人に会って聞いて見たいくらいだ。僕のように更年期障害に陥って矛盾した発言をしたのに過ぎないのか?あるいは近々本当にリタイアするのか?誰もわからない。

先日の「高城剛さんの「クリエイションが職業である時代は終わる」と。一番かっこ悪いのは、広告をつくったり、デザインしたりすることだよね。お金をかけずに付加価値を倍増させるような、僕がもっとも得意なところ(笑)。余計なモノ売るのが恥ずかしい時代に、それを手伝うのはもっと恥ずかしい。今後はあらゆるクリエイションについて、それがいえるわけ。」のブログは大反響を受けコメント返しに苦労した。今度はスタルクが言葉の表現は若干違うモノの、極めて近い趣旨の発言を行っている。偶然とは思えない。皆さんはどう考えますか?

2008年のインタビューの最後にスタルクが現在唯一愛着を持っているものは「枕と、良いマットレスだよ。」と言っていた。と思っていたら2009年の春「ホテルママ・シェルター・パリ」がオープン。もちろんデザインはスタルク。172室ある客室は快適かつ官能的で、サテン仕上げのコットン100%のシーツを敷いた5つ星ホテル並みのベッドが備えられ、まるで癒しの隠れ家のよう。電子レンジ、ミニバー、25インチのiMac(テレビ、ラジオ、CD/DVD、インターネット、無料無線LAN)、仕事をしたりラブ・レターを書くための机、機能的でエレガントなバス・ルームのほか、スタルクが自分自身が欲しい設備を全部揃えたようなものだ。

HOTEL MAMA SHELTER PARIS
109 Rue de Bagnolet, 75020 Paris
www.mamashelter.com

記事ソース:http://www.globecompetition.co.jp/dv/dv_013_090327_0.htm

2010年10月4日月曜日

これまでコム デ ギャルソンは、ネットでの活動を控えていたためHPの真贋が話題に上っていたが、公式HPと判明。



今時、HPを開設したからといってTwitterをはじめさまざまなメディアで、話題に上るのはComme des Garçons(コム ギャルソン)くらいだろう。画像は「Comme des Garçons(コム  ギャルソン)」のHPのトップページ。

2010101日、「Comme des Garçons(コム ギャルソン)」が公式ホームページを公開した。これまでコム ギャルソンは、ネットでの活動を控えていたためHPの真贋が話題に上っていたが、公式HPと判明。コム ギャルソン代表でありデザイナーの川久保玲氏が1969年にブランドを立ち上げて以来初めてとあって、これからのウェブプロモーションに注目が集まる。川久保玲さんらしいずらしのタイミングだと思う。

ホームページを開いてまず目に飛び込んでくるのがアルゼンチンのアーティストMondongo(モンドンゴ)、Quay Brothers(クエイ・ブラザーズ)、そしてAi Weiwei(アイ・ウェイウェイ)のアート作品。ナイスセレクト、やはり川久保玲さんの感性は、いまだ冴え渡っている。
http://www.fashionsnap.com/news/2010-10-01/comme-des-garcons-web/

実は、川久保玲さんとは多少の縁がある。僕が米国から帰国した1970年の初期の原宿・表参道の道路には、まだセンターラインがなくて広々していて、車もそう多くなく、喫茶店もセントラルアパートの「レオン」と「千疋屋」くらいでした。トレンディーなものは菊池武夫さんが作った「ビギ」というブティックくらい。要はすごいヒューマンサイズの町で、かつ新宿でも渋谷でもなく、非常に中途半端な場所という感じでした。当時は東京というと銀座か新宿であって、僕らは渋谷や池袋を都会的な意味での東京とはまだ呼んでいませんでした。銀座の「みゆき通り」をJUNやVANの紙袋を抱えて歩くのが流行した時代です。

その原宿で1973年に『ヘルプ』というブティックを複数のショップで立ち上げ、当時ロンドンで流行したフリーマーケットです。伊藤病院の向かいの空間を、コムデギャルソンの川久保玲さんをはじめ4℃、ドゥ・ファミリーなど10軒のオーナーで借りてシェアをしていた時期があります。当時、4~5人の小規模でマンションの一角で商売できるところから「マンション・ブティック」とか「マンション・メーカー」と呼ばれていました。今で言うベンチャーですね。まだファッションの世界には、デザイン性に優れていて量産品のアパレルという市場の勃興期でした。オートクチュールの世界が活力を失いかけていた時期です。そんな時代に渋谷の西武デパートでは、カプセルコーナー(一種のインキュベーターとしてのアパレルの店)の展開を早くも始めています。三宅一生さん、山本寛斎さん、菊池武夫さんといった1960代後半に活躍するデザイナーたちの商品を置いたのです。僕もWATERのブランドで「入れ墨Tシャツ」を販売してもらいました。売れるかどうかわからない我々アントレプレナーの服を扱ったところが西武のすごさです。結果的にはユニークな衣服は爆発的に売れアパレルブームの火付け役になりました。 

2010年10月3日日曜日

グーグルが出る35年前の時代に遡って出された「グーグルのペーパーバック版」とも言うべきものだった"The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)"




アップルコンピュータCEOのスティーブ・ジョブスの
「スタンフォード大学卒業祝賀スピーチ」の「PART 7 STAY HUNGRY, STAY FOOLISH
に出てくる"The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)"とスチュアート・ブランドの話。
私が若い頃、"The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)"というとんでもない出版物があって、同世代の間ではバイブルの一つになっていました。それはスチュアート・ブランドという男がここからそう遠くないメンローパークで製作したもので、彼の詩的なタッチが誌面を実に生き生きしたものに仕上げていました。時代は60年代後半。パソコンやデスクトップ印刷がまだ普及する前の話ですから、
媒体は全てタイプライターとはさみ、ポラロイドカメラで作っていた。だけど、それはまるでグーグルが出る35年前の時代に遡って出されたグーグルのペーパーバック版とも言うべきもので、理想に輝き、使えるツールと偉大な概念がそれこそページの端から溢れ返っている、そんな印刷物でした。
 
スチュアートと彼のチームはこの”The Whole Earth Catalogue”の発行を何度か重ね、コースを一通り走り切ってしまうと最終号を出した。それが70年代半ば。私はちょうど今の君たちと同じ年頃でした。最終号の背表紙には、まだ朝早い田舎道の写真が1枚ありました。
君が冒険の好きなタイプならヒッチハイクの途上で一度は出会う、そんな田舎道の写真です。写真の下にはこんな言葉が書かれていました。

Stay hungry, stayfoolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)」。それが断筆する彼らが最後に残した、お別れのメッセージでした。「Stay hungry, stay foolish.」それからというもの私は常に自分自身そうありたいと願い続けてきた。そして今、卒業して新たな人生に踏み出す君たちに、それを願って止みません。Stay hungry, stayfoolish.(スピーチ終わり)

(私の話)
1960年代後半は、京都で多くのヒッピーと出会い、多いにカルチャーショックを受けた。その体験が無ければ、サンフランシスコに行くこともなかっただろう。中でも、彼らがバイブルのように携えていた"The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)"には強烈なメッセージを受けた。「Whole Earth Catalogue」に出会いエコロジーという概念に出会った最初の年が1969年だった。


196070年代のヒッピーカルチャーに多大なる影響を及ぼした「Whole Earth Catalogue」の全ページが、WEBサイト上に公開された。1968年~1972年まで刊行されたWhole Earth Catalogueは、その名の通り地球上のすべての商品カタログであり、今や伝説となっている本である。
http://www.wholeearth.com/index.php

Whole Earth Catalogueの内容は
Understanding Whole Systems(全体システムの理解)
Shelter and Land Use(シェルターと土地の利用)
Industry and Craft(産業と民芸)
Communications(コミュニケーション)
Community(コミュニティ)
Nomadics(遊牧民族)
Learning(学習)

このようなカテゴリーに分かれており、カテゴリー毎に地球上のあらゆる物が紹介されている。あらゆる物が載っているが、当然のことながら、本当に地球上すべての物が載っている訳ではない。編集のスチュアート・ブランドをはじめとした“Whole Earth Catalogue”のフィルターを通ったものだけが、カタログに掲載されるのだ。カタログの冒頭に、そのフィルターについて書かれている。

(1) Useful as a tool,
(役に立つ道具である)

(2) Relevant to independent education,
(自立教育に関係がある)

(3) High quality or low cost,
(ハイクオリティー、もしくはローコストである)

(4) Easily available by mail.
(メールで簡単に手に入る)

(4)にあるように、当時は画期的だったと思われる通信販売もできたらしい。
しかも、Whole Earth Catalogueに申し込めば、全て一括で買う事もできたというから驚きだ。

http://greenz.jp/2009/03/16/wholeearthcatalogue/

2010年10月2日土曜日

「サヴァイヴ!南国日本」は2013年の猛暑の予言書となった?かもしれない。

昨日11日だけで熱中症で1266人が搬送され3人の方が亡くなった。7月というのに酷暑が続く、いつから日本は南国になったんだろうか? 「サヴァイブ!南国日本」という本を読み返して見た。

高城剛さんは、怪しい人と言われ続けて来たが、彼の予知能力には時々驚ろかされる。この2007年に出版された「サヴァイブ!南国日本」を読み返すと、もうずいぶん前から今年の夏のような酷暑とも言うべき気候を、地球温暖化への警告として予告していた。

ただ予知能力という表現は少し実体から乖離している。彼のビジョナリーの特質は、世界を日常的に移動する中で、自分の目で見、自分の耳で聞いた実体験に基づいた情報が元となって醸成されたもので、その手法はむしろデータサイエンティストに近い。

しかし、スーパーラグジュアリーなジェットセッターで、一年の半分以上はバックパック一つで旅行し続けアウトドアでのキャンプと、リッチホテル宿泊を繰り返す。最近は例のことがあってから面倒になったのか?日本を脱出して世界を彷徨っている。




























その高城さんが2007年に出した本を思い出した。その名も「サヴァイヴ!南国日本」、今年の夏の予言書としては、ずいぶん前のタイミングの出版だった。20077月が初版なので、2010の夏の記録的な猛暑について、気象庁に、「30年に一度の異常気象」「100年に一度の暑い夏」と言わせた。今年2013年もその記録を超すかもしれない。今日は七月で五日連続の猛暑と言う。

















結果的に高城さんは、未来の異常気象を予言していたことになる。そして筆者がデジタルデバイスを減らし、パーティーを減らし、テレビを減らし、インターネットの使用時間を減らし、クリエイティブでお金を稼ぐことはかっこ悪いと発言しだした。

2010年10月1日金曜日

Sketches of Frank Gehry



(画像はthe Guggenheim Museum in Bilbao
フランク・ゲーリーさんとは、1991年にサンフランシスコの規模の大きいデザインイベントでのトークショーでご一緒した。そしてサンタモニカで彼の主宰する「ファンクショナル・アート展」でも会った。とても優しいジェントルマンだった記憶がある。

そのフランク・ゲーリーの映画「sketches of. Frank Gehry」を見に行ったことがある。建築家の映画などは面白いわけは無いと思いながら行った。しかし、結果は予想以上に面白かった。特に長期間セラピストに罹るほどプレッシャーに弱い人だったこと。施主を説得することが苦手だった彼は、とても遅咲きのデザイナーだということ。初めはトラックの運転手をして生計を立てていたこと、建築家仲間には尊敬されず、むしろアーティストが彼の真の仲間だったこと、本名がゴールドバークというユダヤの人だったこと、などなど面白い人間的な側面も興味深い映画だった。

彼は建築家でもあるが、実は巨大な彫刻を作る芸術家ですね。Sydney Pollackという友人がカメラを回しているので、実に素直で自然なフランク・ゲーリーの語りが聞けました。彼の描く絵はグラフィティーのようです。それよりも主に紙や木で作る模型を制作する段階がクリエイティブのすべてですね。その出来上がったモデルをデジタルペンでなぞりスキャニングしPCに取り込み3Dデータに起こし、一番最後が二次元の図面です。

監督: シドニー・ポラック
出演: フランク・ゲーリー デニス・ホッパー ジュリアン・シュナーベル
2005年/アメリカ・ドイツ/84