2015年5月10日日曜日

日本はエンターテイメント型の二足歩行型ロボット、国外はアイロボット社やドローンなど実践的な志向が強い。

自他共に認めるロボット好きだ。孫が自宅に遊びに来ると山盛りのロボットを見て、どうしてじいじの家にはおもちゃが一杯あるの?と聞く。でもそういう日本人は結構いて、これだけ役に立たないロボットを作って楽しんでいる人が多くいる国は少ないのではないか?

日本では、1950年代から鉄腕アトムや鉄人28号など二足歩行のロボットが描かれるマンガが大ヒットしたこともあり、「ロボット=ヒューマノイド」というイメージが強い。しかしロボットは定義がすごく曖昧で広い。ミシンだって腕がロボットになったし、掃除機だってロボット、洗濯機も人の労働を代講するという意味ではロボットだ。自動運転の自動車もロボットだ。









日本は、このようなロボットの定義の先入観からか国の予算が人型ロボットに偏ることもある。また、二足歩行技術や、人とのコミュニケーションを取るセンサー開発など研究の域に留まる傾向がある。
























日本の災害で自分たちのロボットが活躍し、貢献したのは現場へ初めて投入されたのが「ルンバ」の米アイロボット社が手がける510 PackBotと710 Kobraだった。残念ながらAsimoは投入出来なかった。
結局日本では実用的な用途開発など事業化している例が極めて少ない。一方、国外ではアイロボット社やドローンなど実践的な志向が強く、相当な規模のマーケットを生み出した。















そのため、ルンバは人に応答するようなエンターテイメント技術よりも、室内を効率的に掃除するような人工知能の搭載が選択された。そしてドローンはAmazonの配送ロボットや上空からの撮影など極めて実用的な用途が前提になっている。
記事ソーズは:http://www.huffingtonpost.jp/


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