2013年2月26日火曜日

回路まで透明なスマートフォンのプロトタイプ端末がWEBに披露されるとSNS上で大変な反応が起きた。


電子工学および光学ガラスの専門メーカーPolytron Technologies社(台湾)が、中の回路まで透明なスマートフォンの試作品を発表した。現在は音楽を再生できるだけだが、その専門的技術を生かして透明なスマートフォンの開発に取り組んでいる。画面表示にはLEDが使われており、映像の再生などにも既に成功している。開発における一番のネックはCPUやメモリー自体を透明化できていないこと。ガラスパネル一枚の透明なスマートフォンはいずれ成功するだろう。
その最初の試作品が「Mobile Geeks」というサイトで公開されている。microSDカードスロット、バッテリー、スピーカー、マイクロフォンを内蔵したシースルーの携帯端末。現行の技術を使っているので、搭載されたこれらのパーツは変更されるだろう。
















このプロトタイプ端末がWEBに披露されるとSNS上で大変な反応が起きた。やはり透明ケータイは人気がある。この端末は、回路が内蔵されていて音楽を再生できるだけだが、ディスプレイがどのように機能するかは、同社の既存のスマートガラス技術から推測することができる。 

















透明のスマートフォン開発で重要になるのが、Polytron社のプライバシーガラス技術「Polyvision」だ。これは2つのガラス層の中間に液晶フィルム層が入り、薄板状のガラスは電気が入ると透明になり、電気が切られると半透明の白色になる。電車の窓などで実際使われている。
wired.jp

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