廃棄処分された木で無計画に作られた様な彫刻は、ライトが当たると神秘的なほど精密なものへと変化します。

ロンドンを拠点に活動するデザインデュオ'Time Noble and Sue Webster'による作品。タイトルは’Nihilistic Optimistic’画像を御覧になれば一目瞭然、無計画に作られた様な彫刻には人影が出現します。二人が使うのはゴミ等の有り触れたものながら、作り出される影は身元を確認出来る程です。 このデュオは、どのようにして人が抽象的なイメージを認識し、意味を持たせるかをテーマにしています。

この影の作品が廃棄処分物から認識可能なイメージへと変化する過程において、知覚心理学に基づく、精神疾患患者の評価シートを踏襲しました。その結果として、どうすれば抽象的な形を認識可能な姿に変化させるかを再定義したのです。
＜Time Noble & Sue Webster＞http://www.timnobleandsuewebster.com