2018年8月8日水曜日

デザインのコストパーフォーマンス「デザイン経営」宣言

経済産業省・特許庁が行った「産業競争力とデザインを考える研究会」のレポートを見て、私が知る限りデザインの効果をKPIで説明されたのは初めてだ。大企業のデザインセンターは経営陣から常にその経営上の効果を数値化することを求められる。その課題に答えたのがこのレポートだ。簡単に言うと「デザインのコストパーフォーマンス」が証明されたことになる。そのデータはBritish Design Councilがまとめたもの。

”デザイン”という言葉自体の概念も時代と共に変化している。これまでの”絵を描く”ことから、デザイン的考え方を事業の為の一つの戦略として活用するケースが増えている現在。20世紀のデザインは表面やパッケージを美しくする事だった。デザインシンキングを初めデザイン的観点から何らかの問題を改善すること全般を指すようになってきた。その意味で言うとマーケティング同様、デザインも企業活動全般に関わっているはずだ。














簡単なプロセスは、デザインへの投資→デザイン力の向上→ブランド力向上・イノベーション創出→競争力の強化となり生み出されたイノベーションやブランド力は、効果的にデザインされた顧客とのコミュケーションを通じて市場に波及し、企業に収益をもたらすということになる。
http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180523002/20180523002-1.pdf



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