2019年8月16日金曜日

地域ごとの民度が出ていて面白い、 グラフィティアーティストたちの“落書き”で溢れてい るパリ。



パリ20区。旅行者にはあまり馴染みのないベルヴィルBellevilleは、若い芸術家たちの集まる街。落書きが合法化された路地の一つであるRue Denoyezは、グラフィティアーティストたちの“落書き”で溢れてい る。奇抜なデッサンとオブジェがいっぱいのこの小道が有名だが、其の他のレアールやマレ地区にもユニークなグラフィティーがあった。





























ルーブル美術館の目と鼻の先、Palais Royal (パレ・ロワイヤル) から、若者でにぎわうLes-Halles (レ・アール) 界隈。マレ地区は現在では、パリでも有数のアートギャラリーが集まる地域である。その復興に続いて、ソーホー等と比肩されるようにマレ地区は流行の発信地となった。地域ごとの民度が出ていて面白い。
















































2019年8月14日水曜日

パリ猛暑体験パート3。現代美術の展覧会を企画するギャラリー「パレ・ド・トーキョー / 現代創造サイト」


パリ猛暑体験パート3。2002年1月開館。現代美術、コンテンポラリー・アートが中心であり、絵画・彫刻・インスタレーション・デザイン・ファッション・ビデオアート・映画・文学・コンテンポラリー・ダンスなどの展示・上演が行われている。






















セーヌ川に面した建物全体もパレ・ド・トーキョーと呼ばれる。市が所有する東翼にはパリ市立近代美術館(1961年開館)が入居し、現代美術の展覧会を企画するギャラリー「パレ・ド・トーキョー / 現代創造サイト」は国が所有する西翼に入居する。






















セーヌ川沿いのケ・ドビリー(Quai Debilly、ドゥビリ河岸)は1918年に第一次世界大戦の同盟国・日本の首都にちなみ「東京通り」(Avenue de Tokio)と改名されたが、これに面して立つことからパレ・ド・トーキョーと呼ばれるようになった。パレ・ド・トーキョーの一番の特色と言えば、常設展示のないこと。開催されるのは企画展示だけ。数ヶ月スパンで、複数のエクスポがそれぞれの展示室で開かれる。






















いつ行っても違うエクスポが見られるとは面白い発想ですね。建物の中は、コンクリート打ちっぱなしのとても現代的な空間。天井が高く、色んな形での展示ができるようになっている。ただそエアコンは無いので、とてつもない暑さを味わうことになった。作家名、作品名は不明。しかしいろいろな国の若いアーティストのエネルギは感じられる。














2019年8月12日月曜日

最高気温42.5。欧州全土が猛烈な熱波に覆われていた。欧州でエアコンの設備がある世帯は5%に対して日本のエアコン普及率は90.9%だ。


先月後半パリに10日間滞在した。最高気温42.5。欧州全土が猛烈な熱波に覆われている。6月はフランス、チェコ、スイスなど8カ国の気温が過去最高を記録し、フランスでは45.9度を観測していた。今回の熱波でも、パリの気温は42.5度に達した。

2012年、グリーンランドはすでに4000億トン以上の氷を失った。今年は2012年の記録は軽く超えるだろう。今回のような熱波は欧州の新たな常態になりつつある。フランスの気象庁も、二酸化炭素の排出を大幅に削減しなければ、これまで以上に頻繁に熱波に見舞われ、厳しさも増すと警告している。























欧州の都市の多くは、これほどの猛暑を想定した設計になっていない。2017年の報告によると、欧州でエアコンの設備がある世帯は5%に満たない。ちなみに日本のエアコン普及率は二人以上世帯で90.9%だ。さすがにホテルはエアコンが効いているが、マレ地区周辺のカフェやバーなどはドアも窓も全開の状態で、皆平然とビールなどを飲んでいる。





























今回の旅行の目的は美術館や博物館の見学が中心だったが、この異常気象のパリは私にとっては貴重な体験で、日本のように世界標準を遙かに上回る異常に快適な空間を当たり前のように暮らしてきたことも考えさせられた。






















5区にあるパリ植物園をはじめ、温室、動物園、そしていくつかの博物館(ギャラリー)からなる組織が、国立自然史博物館(Muséum national d’Histoire naturelle)で、オーステルリッツ駅側の入り口寄りにある「比較解剖学と古生物学のギャラリー」と、モスケ・ド・パリ側の入り口からすぐの「進化大ギャラリー」だ。

実は、この博物館も体温超えの室温にもかかわらずエアコンがなかった。この日はあまりにも高温で二階は入室禁止となっていた。

2019年8月6日火曜日

パリの新シェアリングサービス、電動キックススケーター「Lime-S」

久しぶりに行った42.5度のヒートウエイブのパリの変化を書いていく。さてどの町でも印象を一変させるサービスがある。かつてのコンビニやスターバックスもそうだった。今回はライム色の派手な乗り物が町の風景を一変させた。老若男女が乗り回しているのもパリならではだろう。















ヴェリブ(自転車)をはじめ、パリにはさまざまな形のシェアリングサービスが展開されています。その中で今年6月から新しくサービスが開始されたのが、米Lime社による電動キックスケーターシェアリング「Lime-S」だ。

ヴェリブのように、街中に設置されたステーションに返す形ではなく、ofoやMobike(ともに自転車)のように道端に乗り捨てるステーションフリー方式。使用にはまずスマホにLimeのアプリ をダウンロードするとことから始める。ダウンロードしたら、起動してユーザー登録を済ませる。

















登録が終わるとアプリ上の地図で、どこにLime-Sがあるか確認できるようになる。借りるためにはアプリで事前にいくらかの金額を、チャージすることが必要。チャージはアプリを経由してクレジットカードで決済可能だ。

















アプリの地図を見てLime-Sを探し、車体を見つけたらハンドルに付いているQRコードを、アプリのカメラ画面で読み込む。QRコードが読み込まれるとその車体がアンロックされ、使用できるようになる。

現在、日本でシェア電動スクーターを体験できるのが、埼玉県のさいたま市・川口市エリアだ。ドイツ・ベルリンに本拠地を構えるWind Mobilityの日本法人が3月29日にシェア電動スクーターサービス「WIND」 のステーションを埼玉高速鉄道 埼玉スタジアム線 浦和美園駅改札外に設置。電動キックススケーター「Lime-S」も日本に導入されると聞く。





2019年7月17日水曜日

北米各地の子供たちがアニメーションでミュージックビデオを作成するために3,000フレーム以上の絵を制作した。














Meg MyersがKate Bushの曲をカバーしたアニメーションミュージックビデオは、子供の塗り絵を生き生きと動かしている大人と子供の共同制作だ。 Jo Roy監督は最初にマイヤーズをクロマキーで撮影し、ミュージックビデオで見れるようにクロール、クライミング、フライングを実行した。次に、3,202フレームのそれぞれを白黒の塗り絵の本のページとして印刷した。

10の学校からの小学校の子供たちと米国とカナダのアートプログラムは、提供されたクレヨンカラーパレットで、彼らが望んだページを着色した。2,100人以上の子供たちが、結果として生じるアニメーションに貢献した。そして、それはマイヤーズが変容する蛾として宇宙を探検する動画になった。黒い輪郭線の中に、走り書きのようなチューリップの絵と陰影を付けた惑星が、歌手の翼のある旅の背景を形成している。





https://www.joroy.ca/
https://soundcloud.com/megmyersofficial
https://www.thisiscolossal.com/2019/07/meg-myers-music-video/

2019年7月15日月曜日

WanJin Gimによるデッサンは一見単純なジェスチャーの微妙なエネルギーをとらえる。

WanJin Gimは、素肌の微妙な色と質感を示す絵画には驚く。 主にクラフト紙で描いているGimは、手や腕、足。そして色の配列を使ったクロスハッチング(インク図面や印刷に最も一般的に関連する技術)を使っている。 主題は単純だが、ジムの絵は慎重にレンダリングされた手足のジェスチャーがエネルギーで脈動している。































https://www.instagram.com/willeys_art/

2019年7月9日火曜日

電子タバコ「YOOZ」の創業者の蔡躍棟氏や赫畅氏は、KOL(インフルエンサー)、1日に500万元(約8,000万円)の売上げ達成した理由。

二ヶ月前に元人気漫画家の蔡躍棟と会ったときは電子タバコ「YOOZ」を買収した直後で、まだオフィスには従業員もまばらで、名刺さえ無かった。ところが先週訪れたときには従業員が200名を超え、会社らしい体裁を整え、一ヶ月に3億円の利益をたたき出していた。この強烈な速度感が私を中国の虜にしている。
蔡躍棟と赫畅

年々、成長をとげているEC市場。その中でも、メーカーやブランドが自らECサイトを構築して直接消費者とつながり、ファンを増やしながら販路を拡大する「D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)」モデルが台頭してきている。この電子タバコ「YOOZ」も中国D2Cブランド成功事例として取り上げられており、ソーシャルメディアの口コミで1日に500万元(約8,000万円)の売上げ達成した。

春節の定番ギフトである煙草の代替品として、“電子タバコ”を贈るのが中国でブームになりつつある。多くの異業種ニューカマーが参入して話題を集める中国の“電子タバコ”市場で、いきなりトップ5に登場したYOOZの成功の大きな要因は「D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)」モデルであることだ。





















中国の喫煙者の“電子タバコ”に対する認知の向上と共に、これまで春節ギフトの定番であった煙草の代替品として“電子タバコ”を贈るのがブームだ。また、近頃中国では“電子タバコ”市場に多くの異業種ニューカマーが参入し話題を集めている。人気漫画家の蔡躍棟も電子タバコに目を付けた1人だ。

2019年1月20日、蔡躍棟氏は微信(Wechat)のモーメンツ(タイムライン形式での投稿)で、「新しいビジネスを始めます。皆さん応援して下さい!」と発表した。電子タバコ「YOOZ」の販売を微信ミニプログラムで開始し、微信のモーメンツやKOL(インフルエンサー)等による宣伝・拡散によって、発売から24時間で500万元(約8,000万円)を売り上げた。

















蔡躍棟氏は清華大学美術学院を卒業後、「微博(Weibo)」上で発表した12星座キャラクターの漫画エッセイシリーズ「大道大叔」が大きな人気を博した。現在はエンジェル投資家としても活躍する同氏は「大道大叔」の活動を停止した後、アメリカ・シリコンバレーで実地調査を行い、個人投資家へと転身。さらに、ファーストフードチェーン「黄太吉」創業者の赫畅氏らと共に「YOOZ」を起業した。

異業種から参入した理由については、「従来の煙草や加熱式タバコと比べて、電子タバコは煙に含まれる主な有害物質を取り除き、禁煙や受動喫煙を防ぐ助けとなる。電子タバコは従来の煙草の代替品として価値があり、禁煙に効果的だと思った。当時はまだ市場に総合的に満足がいく商品が見当たらず、私たちは電子タバコで起業することにした」と語る。































中国版インスタグラム「小紅書(RED)」で拡散される「YOOZ」、「彼氏へのプレゼントにコスパ抜群」、「禁煙におすすめ」、「煙の臭いが気にならない」などのコメントが書き込まれている。電子タバコ「YOOZ」の販促方法は、「淘宝(タオバオ)」店舗への出店や、伝統的な消耗品販売ルートを使っていないところに特徴がある。「YOOZ」の販売ツールは微信(WeChat)ミニプログラムの店舗で、ソーシャルメディアで紹介されたQRコードをタップするとすぐに販売サイトへ遷移し、直接購入することができる。

創業者の蔡躍棟氏や赫畅氏は、これまで企業家やKOL(インフルエンサー)と築き上げた人的資源があり、ソーシャルメディアで知人や友人から多くの信用と指示を得ている。彼らは自身の強力な人脈や、SNS個人アカウントのPV数の優位性を活かしたマーケティングで、多くの注文を短時間に取り付けた。
































創業者の各メンバーは、それぞれ20の大口取引先を対象にタイムライン形式で情報を拡散し、即座に100余りの大型顧客との接点を取り付けると同時に、KOLらの影響力を活用して潜在顧客に対する「YOOZ」ブランドの知名度向上に成功した。「電子タバコは、中国国内の喫煙者にとってまだ少数派が使用するものだという考えがあり、販売ルートも未成熟だった。そのため、YOOZの最初の商品マーケティングはソーシャルメディアによる“口コミ”を主体とし、将来的にオフラインの実店舗やオンラインショップで効力を発揮する方法を採った」と蔡躍棟氏は言う。

特に注目すべきは、「YOOZ」は初回販売で単品の取り扱いを行わず、5,800元(約9万円、18セット)、18,800元(約30万円、60セット)、36,800元(約60万円、150セット)の3種類のギフトボックスのみを用意したことにある。

蔡躍棟氏はその理由について、春節ギフト商戦のこの時期に、消費者にとって有意義な贈り物を提案したかったのだと言う。そのため、YOOZはギフト用のミニプログラムを開発し、ユーザーがオンラインで商品を購入して直接贈りたい人にお届けできるよう、ギフトカードや受取人の住所を選択できるようにした。

中国は世界一のたばこ消費国であり、喫煙者数は約3.5憶人で全世界の1/3を占める。また、74%の喫煙者が禁煙しようと思った経験があるという。現在、市場には“加熱式タバコ”(煙草葉使用、ニコチン・タール含む)と“電子タバコ”(煙草葉不使用、ニコチン・タール含まない)が混同し、前者は国家専売制度の管理下にあって民間企業は参入できないが、後者へは参入が可能だ。
https://kol.westock.jp/column/uu98H