2016年6月7日火曜日

アート、音楽、デザインの境界を軽々と飛び越え「光と音とデザイン」を使い自由な制作活動を続けるアーティスト岡本光市さんのブックマークライトが洒落ていて面白い。

コイン電池はスイッチになっていてオンオフと切り替える機能を持っている。光源を持ったブックマークは、リチウムコイン電池を使い導電性インクを使用している。プリント基板のグリッドは、液晶を形成するフィルムの層との間にナノサイズの銀粒子を有するインクを利用している。





パートナーの睡眠を邪魔することなく読書が出来る。またページタブとして、あるいは照明として使用することができる。

















「ミュージカルテーブル」には、504個のオルゴールがコードでつながっている。それぞれのオルゴールが一回転する際奏でる音は一音だけ。来場者が動くと、それに応じてテーブルに敷き詰められた電気制御が、ランダムに音楽を奏でる。来場者数や動きは、その都度異なるため、同じ音色になることは無い。















岡本光市:1997年よりオランダのテクノレーベル“X-Trax”よりリリース。2006年、共栄デザインを設立。共栄デザインの製品は30カ国以上のデザインブランド、ショップ、美術館などで扱われ、アートと音楽、デザインを横断するデザイナーとして活躍している。形の無い『音楽』というものにから、ふと『形』に興味を持ち、音楽にも何か形を与えられないものだろうか、と考えプロダクトデザイナーとして制作を始めた。と言う。
http://www.japanupdate.co.uk/
http://www.kyouei-ltd.co.jp/products.html
http://www.designboom.com/

2016年6月6日月曜日

人と動物が交錯しキーボードのキーを散歩するようにプログラムされピアノにプロジェクションされたダンスを通してキーボードは操作される。MITはアートとテクノロジーの融合のさせ方がとてもエレガントだ。

piano-1
人と動物が交錯しピアノにプロジェクションされた足跡をダンスを通してキーボードに再生する「アンダンテ」は、その音楽が身体に根ざしている方法の理解を促進するための方法として成立している。MITはアートとテクノロジーの融合のさせ方がとてもエレガントだ。

Andante from Tangible Media Group on Vimeo.
石井裕教授率いるMITのメディア・ラボによって作成された。キーボードのキーを散歩するようにプログラムされた。キャラクターの動きのシンプルさにもかかわらず、見ていく中でピアニストが小さい人物の一人のように感じてくる。しかもデュエットをプレイし始めた場合は特にそのおもしろさは強調される。


http://www.thisiscolossal.com/


2016年6月5日日曜日

この台湾の生物の先生チュアン・ビン・チョンは、かなりハイレベルのチョークデッサンスキルを持っている。

chinese-teacher-anatomical-chalkboard-drawings-1
この台湾の生物の先生チュアン・ビン・チョンは、かなりハイレベルのチョークデッサンスキルを持っている。chinese-teacher-anatomical-chalkboard-drawings-2
しかし先生はあまりにも克明に描くことに熱中して教育の効果は不明だ。学生は先生のライブパフォーマンスを楽しんでいるように見える。




http://www.boredpanda.com/


2016年6月4日土曜日

アランシルベスタインMB&FのLM1は、たった直径37mmの円形の中に巨大彫刻を思わせるような深い表情を持たせたデザインがすばらしい。

MB&Fは、外部デザイナーによってデザインされる「パフォーマンスアート」シリーズをアランシルベスタインに依頼した。アランシルベスタイン自身もブランドを持つので、スイスの時計市場の柔軟度には驚かされるが、事実上ETA一社がスイスのあらゆるブランドの機械式時計にムーブメントを提供している。つまりスイスの時計市場を支配していることから当然かもしれない。

ETAはスウォッチの系列会社であり、機械式、クォーツ式双方の時計機械(ムーブメント)を製造している。西ヨーロッパで製造される機械式腕時計の大半が同社の機械を購入してそのまま、あるいは手直しして使用している。






















アランシルベスタイン MB&FのLM1は、たった直径37mmの円形の中に巨大彫刻を思わせるような深い表情を持たせたデザインがすばらしい。LM1 Silberstein(LM1 シルベスタイン)は、レッドゴールド製、チタン製、ブラックPVDコーティングのチタン製の3モデル x 12個の限定品だ。






















アランシルベスタインは語る。「LM1のような独創的なタイムピースをベースとした製作は、とても楽しい体験でした。空中に浮いているテンプとアーチ型のブリッジを見ていると、まるでSF映画のセットで仕事をしているような気分になりましたから。」2つのリューズもシルベスタインによって魔法のように巧みに設計されている。

重なり合った2つの三角形で形作られる6つの角を持つ個性的な星型のリューズにより、心地よい感触で巻き上げを行うことができる。






















LM1 Silbersteinのケース胴部、ラグとラグの間には、ギュスターヴ・フロベールの名言 「Le vrai bonheur est d'avoir sa passion pour métier」がフランス語で刻印されている。「真の幸福とは、情熱を注ぎ込める仕事を持つことだ」という意味だ。



























この言葉は、ある2人の人物にとって特別な意味を持つ。その2人とは、熟練したインテリアデザイナーとしての安定した職を辞して自らの時計ブランドを立ち上げたフランス人時計デザイナー、アラン・シルベスタイン、そして有名ブランドのCEOとして成功を収めながら、その安定した地位を捨てて独自のクリエイティブラボを設立したMB&Fの創業者、マクシミリアン・ブッサーである。


























プレスリリースにも書かれているが、シルベスタインというアーティストの哲学的ともいえるアプローチが最もはっきりと表れているのは、サブダイヤルの凹曲面だろう。ドーム型のサファイアクリスタルとテンプブリッジが外部の衝撃から時計を保護しているのに対し、この凹面を描いたサブダイヤルはまるで、宇宙を司る「永遠の時」を時計の中に引き込んでいるかのように見える。
























LM1 Silberstein(LM1 シルベスタイン)のプレスリリースを参考および一部転載
https://goo.gl/wl4F54
http://www.designboom.com/


2016年6月1日水曜日

書籍”クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか”を、読み始めた。クールの象徴「商品のブランド」化は紀元前4000年からすでにあったという。昔から「脳はブランドが大好き」なのだ。

「脳はブランドが大好き」というチャプターにブランドという言葉に異常に反感を持つ人の根底には「ブランドは新しいもの」という考えがあるという。そういう考えの集大成にナオミ・クラインの「ブランドなんか、いらない」で、ブランドは後期資本主義のやっかいな結果だと批判的に述べている。

しかし、COOLの著者は、歴史的に見れば不正確だと分析する。根拠は考古学者のデヴィッド・ウェングロウはなんと商品のブランド化は紀元前4000年からすでにあったという。コンシューマリズムが登場する何千年も昔だ。ブランド化は、最古の大規模経済とともに現れた。彼は、ブランド化が、品質管理、商品の真偽、所有権といった商品を大量生産する大規模経済につきものの問題解決の手段となった。















ではブランドと脳の相性の良さについて考えるのには良い実験がある。「ペプシ・チャレンジ」はブランドが脳に与える影響に関して行われた研究の先駆けだ。皆さんご存じのように、目的はブランドについての知識が、コカ・コーラとペプシという2種類の飲み物を飲むときの影響についての実験だ。












端的いうとブラインドテストの結果と好きなブランドが一致しないのだ。コカ・コーラ愛好者がコカ・コーラと認識して飲んだときには、記憶、感情、回想に対応する脳の部位が活性化した。つまりコカ・コーラというブランドにまつわる記憶が、そのブランドの経験を変化させたのだ。いわゆるエモーショナルブランディングの典型的な事例だ。














本書は、このような「かっこよさ」を求める選択や消費が無意識のうちに何を基準に行われているのか、私たちはなぜクール「かっこよさ」を求め、それはどのように経済全体を動かしてきたのかを、経済学と脳科学の観点から、解き明かしている。


2016年5月30日月曜日

もし虫が兵器になったら?静電気を使って羽を休めるマイクロドローンは、今後GPSやカメラなどを昆虫に搭載しサイボーグ化して偵察や殺傷に使う兵器ドローンに近づく可能性を持つ。

ドローンが出てきた頃、リモコン飛行機と思っていた人もたくさんいた。そのうちスマホがアクチュエーターを付けて空を飛ぶロボットがドローンだと定義された。そのドローンも参入企業が増え研究者が増え、そしてマニアが増えた。つまりプレイヤーが増えたことによって進化の速度が上がった。その進化の次のフェイズがドローン× ●●● という他の領域との組み合わせだ。

この虫型ロボットはマイクロマシンといっても良いだろう。マイクロマシンは小さくなることによって大きな変化を生み出す。どんな表面にも虫みたいにとまれる小さなドローン(マイクロマシン)もそうだ。静電気を使うという方法は、このドローンが小さく軽いから可能なこと。これらの技術が進化すると兵器ドローンも誕生するだろう。

もし虫が兵器になったら?(hybrid insect micro electro mechanical system)GPSやカメラなどを昆虫に搭載しサイボーグ化して偵察や殺傷に使う兵器ドローン。













静電気を使って羽を休めるマイクロドローン。これにより、ドローンの動作時間を大幅に伸ばすことができるようになります。このマイクロドローンは、生き物にインスパイアされて作られており、どんな表面にも自律的に留まることのできる最小の空飛ぶロボットプラットフォームだ。













このマイクロドローンはハチに似ているが、本体自体は通常100mgのハチよりもさらに軽量な84mg。本体上部には静電気を使った羽休めみ用のパッチが付いており、これによって物に留まることが可能になる。羽休めの場所となるターゲットとドローンの位置調整にはモーショントラッキングカメラが使われている。















image by Harvard Microrobotics Lab/Harvard SEAS
source: Science
http://www.gizmodo.jp/2016/05/micro_drone.html


2016年5月29日日曜日

我々の日常は問題だらけのUIに囲まれていて、それらに柔軟に対応しなければいけない。デザインにおけるアフォーダンスは人の記憶(経験)から補完される要素も大きく。その記憶は変化を求めない。































UIやUXを調べていたらおもしろいサイトに行き当たった。さて左上のバーナーに火をつけたい場合、どのツマミをひねりますか?というもの。このコンロにはいくつかのアフォーダンス的な問題がある。我々の日常は問題だらけのUIやデザインに囲まれている。
Spiral Burner Cooktop by Alireza Alavi » Yanko Design

• バーナーとツマミの対応付けが曖昧なので、付け間違い、消し間違いが起こりやすいというミスリードの問題。
• よく見るとツマミの側にアイコンで示されているけれど、これが長年の使用で消えてしまったら、もはや手がかりがない。
• 汚れやすい場所にツマミが付いているので、掃除の時にバーナーに火がついてしまうかも知れない。

上のUIの問題をいくつか解決したものが次のコンロだ。
Scale Gas Range by Naeun Kang » Yanko Design
















こうなっていると分かりやすい。ハードウェアの対応付けという意味で。


次は毎日色々なエレベーターの間違ったデザイン至上主義に偏ったひどく使いづらいUIに、瞬時に対応しなければいけない緊張感。デザインだけでなくアフォーダンスは人の記憶(経験)から補完される要素も大きいのだから、公共物は、あまり変えない方が良いのではないか?























パソコンもスマートフォンもネットも使ったことのない人にとって、Amazon でものを買うことも難しい。つまりデザインは人の記憶を利用できるという意味でアフォーダンス的だという認識も重要だ。