2015年6月10日水曜日

デジタルテクノロジーは古いカーペット産業も再定義した。ミニマリズム一辺倒だったデザイン業界に、ウィリアムモリスのような新装飾主義とでも言うべきムーブメントを起こそうとしている。

デザイナーロス·ラブグローブのiPhoneで撮影した海藻の写真からMoooiのためにカーペットを作成した。オランダのデザインブランドの新しいハイビジョンプリントカーペットのメーカー「Moooiカーペット」と呼ばれる新しい会社を立ち上げた。フォトリアリスティックなデザインのコレクションがロス·ラブグローブ達によって作られたカーペット。

デジタルテクノロジーはこういう古い産業も再定義した。そしてミニマリズム一辺倒だったデザイン業界に、デザインの創始者と言われているウィリアムモリスのような新装飾主義とでも言うべきムーブメントを起こそうとしている。
ロス·ラブグローブ

Moooiの新しい非常に高精細でフォトリアリスティックなカーペットはデザイナーに自由を与えた。Moooiの高度な「オンデマンド印刷」技術で生産ロットは一枚から作れる。この技術は新しいインテリアスペースを作成するためにデザイナーや建築家に新しい手段を与えた。





















「あなたがシームレスに統合された方法で、家具や床や壁をデザイン出来る空間を想像してみてください。私はこの技術がデザイナーや建築家に自由の新しい種類をもたらすことができると思います」とMoooiのアートディレクター マルセル・ワンダースは主張する。Moooi co-founders Marcel Wanders and Casper Vissers.
































Moooiは、理論的にはドイツの巨大な100メートルのカーペットを制作できるマシンを使用している。そして648色を正確に再生できる。「Moooi CEOキャスパーVissers氏は述べています。 「マシンの技術仕様は、私たちはカーペットのパイルにインクで非常に深い行くことができます。」



http://www.dezeen.com/




2015年6月9日火曜日

ピザハットボックスが、簡単にムービープロジェクターに変身する。

ピザハットと広告代理店のオグルヴィ香港がピザボックスを非常に簡単な仕組みでプロジェクターにしてしまった。
Pizza Hut Projector Box from H&O Asia Pacific on Vimeo.
これはコロンブスの卵!秀逸なデジタルプロダクトだ。必要なデバイスはレンズとスマートフォンのみでプロジェクターが出来てしまう意外性。http://www.fubiz.net/



2015年6月8日月曜日

真剣勝負の中で得た「実戦知」「誰が電通人をつくるのか」白土謙二 最終講演のサマリーを作った。それにしても白土謙二さんの話しはためになりすぎる。

















今日は「誰が電通人をつくるのか」というテーマで、僕がどういう人たちと出会うことで成長してきたのかをお話しします。と言う言葉から始まる講演録。

確かアーティストのナムジュンパイクが京都賞を受賞したときに、受賞スピーチで、「いままで影響を受けてきた人たちの名前だけを、ひたすら言い続けた」というエピソードが残っている。そのときにこの賞の主催者である京セラの稲森さんが激怒したという話しを聞いたことがある。

白土謙二さんのこれまで出会ってきたプロフェッショナルな人たちを挙げながら何を学んだのかという丁寧なスピーチは最終講演にふさわしい。いつか私も影響を受けた人たちの話をしてみたい。それにしても白土謙二さんの話しはためになりすぎる。













[白土謙二 最終講演のサマリー]
プロフェッショナルな人たちは、いいかげんなことは決して許さない。そんな彼らとの真剣勝負で獲得した「実戦知」(仕事の現場から得た知見)が、パワーとなり、僕を育ててくれたのだと思っています。

優れた企画書をお手本に——基礎をつくってくれた師匠たち優れたものをそっくりまねることは基本中の基本だと思います。

「矛盾を突破するのがクリエイティブだ。それができないヤツにクリエイターを名乗る資格はない」と言われました。















正直に向き合い信頼を築く——クライアントとの真剣勝負

「あの人たちは、ひどいと言われた時に一言も言い訳をせずに認めた。すごく信用できる人たちだ」と言われたそうです。僕は会長に「急落した収益を数年で5000億円まで盛り返すとおっしゃられているが、それは無理だと思う」と切り出して、その理由を話しました。そして大まかな戦略や具体的な計画を話したところ、その会長は僕をコンサルタントとして副社長待遇で招き入れてくださいました。

成果を上げられなかった原因を分析して、50ページぐらいのレポートを提出しました。僕の責任も、僕の責任でないものも入れました。

電通の吉田秀雄社長は、「本質を知れ」という講演を幹部会で営業に向けてした時の記録です。その中で、「電通の社員同士がクリエイティビティーについて議論しなくなったら、この会社は衰退する」と言った。

彼は「ドアさえ開けてもらえば、自分が本当の悩みを聞き出して、後はなんとかします」と言うんです。電通は営業の会社であり、営業は優れたプロデューサーだと思っています。それも、社会をどう見て、どういうテーマで誰に何をやってもらえばいいかを全部決めていくゼネラルプロデューサーです。長い時間軸で考えられて、視野が広く、深い経験値を積んでいける人。
永井一史























知的好奇心とチャレンジ精神が原動力になる
永井さんが私との対談の最中に、「白土さんは完璧に博報堂です。明日転職してきても何の違和感もなく仕事ができますよ」と言われたんです。僕の企画書の型のベースのひとつには、確かに博報堂の企画書があり、僕は“ひとり博報堂”をずっと自称してきたほどです。
http://www.jidp.or.jp/dn/ja/article/20120329/124

博報堂はマーケティングとクリエイティブがチームで動きますが、僕はそれをひとりでやっているという意味です。型があるからプロなんです。亡くなった歌舞伎俳優の十代目坂東三津五郎さんが言っていました。「歌舞伎は伝統芸能ではない。伝承芸能だ」と。伝統的な型を身につけ、それを乗り越えて型を破り、そしてそれらをまた受け継いでいく。それがプロなのです。

クライアントが僕に色々な要求を出すんです。僕はそれを真面目に聞いてメモをとります。でも、試写を見ると全然直っていない。クライアントが「白土さんは謙虚だけど、要求したことを何もやってくれないんだよね」とその方にこぼしたんです。そしたら、「だからガンジーだって言ったでしょう。無抵抗だけど服従はしないんですよ」

入社以来一度も社章をつけてクライアントに伺ったことがないという話をしました。「自分は普段から御社の商品を買いますし、他社とも比較します。常にふつうのお客さまの代表としてクライアントを訪ねているつもりなので社章はつけないのだ」と説明しました。

どんなに偉大な会長や、神様みたいな社長でも、お客さまには勝てません。「私はお客です」と言えば、私に「ふざけるな!」と言える社長はひとりもいないはずです。






















「もっと自分のアタマとコトバで考えろ」ということです。著者が正しいことを書いているとは限らない。まずは疑って、そこから自分のアタマとコトバでよく考え、実際に試してみて本当に良かったことだけ取り入れることを教わりました。

どんなに素晴らしい教えでも、自分で試してみて、良いと思ったものだけを「実戦知」として取り入れてきたつもりです。

人と会って、その教えとエネルギーを得て、それを指針にしてやってきました。たくさんの人に会って、物事がなぜそうなっているのか、自分の目で確かめてきました。頼まれもしないのに提案に行くおせっかいもしてきました。それでも僕のエネルギーはまだまだ小さい。多くの先達を見ていると、異能の人というのは、色々なカテゴリーにものすごい知的好奇心を発揮していたなと思います。

たくさんの方々に支えられて、僕は興味があることを思いきりやってこられました。皆が多様なチャレンジをすれば、それはお互いへの知的な刺激となり、もっと面白いことができる会社になっていくはずです。それぞれがひとつのジャンルでいい、知的好奇心やチャレンジする気持ちを忘れないで、頑張っていただきたいと思います。
http://www.advertimes.com/20150605/article192528/



2015年6月7日日曜日

IoTはバズワードか?第4次産業革命か?あらゆるモノがネットに繋がり、連携して臨機応変なサービスを人々に提供する。

2008年慶応SFCでX-Designプロジェクトを9人のデザイン系の教員で立ち上げたとき宣言書のようなものを作った。一言で言うとあらゆるモノがインターネットに繋がり、モノとモノの通信の時代が始まる。それらの環境の中でプロダクトはどうデザインされるべきか?というような趣旨だった。まだIoTという言葉を使っていなかったが、今それらの概念はIoT(Internet of Things)と言う言葉で定義されている。

















btrax社のYuichi Shigaさんが書いている「IoTはただのバズワードか第4次産業革命か?あなたの知らないIoTの本当の世界」には、かなり的確にIoTについて書かれている。

モノのインターネット(Internet of Things、IoT)は、一意に識別可能な「もの」がインターネット/クラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。「 Internet of Everything」や「Smart Everything」、「サービスのモノ化」ともいう。「 Internet of Things」という用語は、1999年にケビン・アシュトンが初めて使った用語だ。
















1,温度、光、音、振動などの単純なセンサーがインターネットにつながるだけでも立派なIoTである。センサーがインターネットにつながることで、インターネットの先のクラウド上の高性能なコンピュータに接続され、”頭脳”を手に入れることができる。そしてお互いのデバイスや、様々なシステムと連携することで新しい価値を生み出す。これがIoTの本質である。













2,iOSのSiriも、一種のインターネットにつながったマイクだ。実は、Siriで話したあなたの音声は、インターネットを通してAppleのサーバに送られて、そこで高度な処理が行われて、インターネットを通じて答えがあなたのiPhoneに届けられる。Siriは、iPhone内だけ
に完結しているのではなく、クラウドサービスなのだ。
http://blog.btrax.com/jp/2015/04/19/iot-truth/


2015年6月6日土曜日

本来空の高いところにある雲のミニチュアが室内に突然現れるファンタジックな作品だ。どのような方法で室内に雲を作るんだろうか?
















Berndnaut Smildeの作る雲の彫刻の寿命は10秒しかない。材料が煙と水蒸気少しであり、場所の大きさや温度によって変化する。空気のゆるやかな循環と、一定の寒さと湿気がなければ作れない。 水蒸気の壁を作成し、スモークマシンで霧を送り込む。それにしても不思議だなあ。















あまりにも急速に雲が消えないように、2mよりも大きな雲を作らない。 彼は炭鉱から大聖堂にいたるまで、屋内の多様な場所で雲を作ってきた。彼は理想的な雲が作成されるまで、一回の撮影のために、100個もの雲を作成する。はかないアートワークは、それが消える直前に映像を抑える。
















Smildeは雲を作るとき、瞬間をキャプチャするために撮影されないと作品として成立しない。だから写真家と協力することを好む。その背景となる空間は木材、金属などの要素が鮮明であることがとても重要だ。柔らかい、ふわふわとした雲とは対照的な素材感が引き立つ。















Smildeは今後はテート·モダンの広大なタービンホール内で雲を作成したいと考えている。またシリコンバレーでのクラウドコンピューティング企業からマーケティング担当者は、PRイベントで雲を作るために彼に近づいてきたが、クラウドだから雲もちょつとイージーだな。当然彼は拒否したようだ。

http://www.wired.com/2015/06/berdnaut-smilde-nimbus/
http://www.berndnaut.nl/


2015年6月5日金曜日

ターゲットが「若年層でモバイルを中心に使用していること」「商品やサービスを美しく魅せることが大切になる」場合は特にInstagramでのプロモーションがマッチしやすい。Vivid Sydneyもその好例だ。



























ラルフローレンとアルマーニのように有名ブランドのInstagramを活用したPRが活況を呈している。Vivid Sydneyも観客のグローバルの誘致に大いに貢献したようだ。

ターゲットが「若年層で、モバイルを中心に使用している」こと、また「商品やサービスを美しく魅せることが大切になる」場合は特にInstagramでのプロモーションがマッチしやすいVivid Sydneyはその良い成功事例だろう。



























オーストラリアのフェスティバルVivid Sydneyは見逃してはいけないイベントの一つだろう。シドニーのオペラハウス、王立植物園から、シドニーのタワーとスカイウォーク、ダーリング・ハーバーと名所が続くライトショー。ニューサウスウェールズ州の州都は、新しい光の中で都市を魅力的に彩るVivid Sydneyイベントは光の洪水を見ることができる。


























世界最大の屋外イベント「アートギャラリーとなった都市は、街中で橋や建物への大量の光の投影を見ることができる。アートとテクノロジーの魅惑的な融合は有能な照明アーティスト、デザイナーやメーカーが結集し実現した。6年目のVivid Sydneyでは、2015年6月8日まで見ることできる。













http://www.lifebuzz.com/vivid/


2015年6月4日木曜日

「美しいゴミ箱」から生まれた「ぜいたくな超高層タワーマンション」デザインの多くはイメージの原型がある。

マンハッタンに建設された、89階建ての豪華タワーマンション「432パーク・アヴェニュー」。そのインスピレーションの源になったのは、それは1903年に設立された「ウィーン工房」を主宰したデザイナー兼建築家、ヨーゼフ・ホフマンの手によるエレガントな金属製のゴミ箱だった。

デザイナーの深澤直人さんの作品で換気扇からアイデアを得たCDプレイヤー、アアルトがフィンランドの湖の形からインスピレーションを受けデザインした世界で最も有名な花瓶「Aalto Vase」など多くのデザインにはイメージの原型がある。















居住用ビルとしては西半球で最も高いものになる、新しい豪華な分譲用タワーマンション「432パーク・アヴェニュー」の外観は、「ゴミ箱」からインスピレーションを受けたというのは皮肉なもので大いに賞賛したい。高さ426.1m、89階建ての432パーク・アヴェニューは、425.5mのワールド・トレード・センターよりも少し高い超高層ビル。












432パーク・アヴェニューの設計を担当した建築家、ラファエル・ヴィニオリは、432パーク・アヴェニューについてはさまざまなものから「非常に多くのインスピレーションを受けた」が、特にホフマンの作品「ゴミ箱」から、格子のような外観を思いついたと話している。

















豪華タワーマンションがゴミ箱からインスピレーションを受けて設計されたというのはデザインのアイデアのインスピレーションが、あらゆるものから訪れるということだ。
http://wired.jp/2015/06/03/nycs-skyscraper-inspired-trash-can/