2013年5月7日火曜日

ティンゲリーのモビールのようで思わず息をのむ緊張の瞬間、脅威のバランス感覚のパフォーマンスが美しい

















このショートフィルム'Balance'は、フォトグラファーの’Tobias Hutzler'が製作したもの。Tobiasは、コンテンポラリーサーカスのNouveau Cirque所属のアーティスト'Rigolo Swiss'からインスパイアーされ、このショートフィルムを製作した。映像を見れば分かる様に、'Rigolo Swiss'は驚くべきバランスのパフォーマンスを行う。

 
 深い集中の中、16本のヤシの葉と一本の羽をバランスを取りながらのせていく。そして巨大な彫刻のようになった16本は、なんと1本の羽と調和し、バランスを取る。脅威のバランスのこのパフォーマンスは、なんとも美しい!
Tobias Hutzler - BALANCE from Tobias Hutzler on Vimeo.
実際のパフォーマンスはこちら

2013年5月6日月曜日

リアクションする次世代楽器'PocoPoco'は、演奏する者と見る者の両者を巻き込む楽器です。














PocoPocoは、楽器それ自体がリアクションする楽器です。押す、掴む、回すといったアクションによって演奏します。それ故、子供や楽器の演奏経験がない人でもすぐに曲を作ったり、演奏したりできます。


















この楽器は、首都大学東京のIDEA Labが製作した電子音楽インターフェスです。4×4の円柱がポコポコと飛び出し、それらを押したり、掴んだり、回したりすることで演奏します。アーティストがこの楽器を使用して楽曲を製作したり、2台を通信して楽器以外に使用出来たりと、未だ発展途上のインターフェスです。ポコポコと音に合わせて飛び出す姿がなんとも楽しそうです。

PocoPoco Studio Live
POCOPOCO Performance at Siggraph 2011, Vancouver
http://ideea.jp/index.php?p=pocopoco

2013年5月5日日曜日

今年は、久しぶりに表皮のデザイン、プリントが流行している。ミニマリズムのブームが長かっただけに店頭が華やかだ。


今年は、ファッションの世界を中心に久しぶりにプリントが流行しているようだ。ミニマリズムのブームが長かっただけに店頭が華やかだ。プリントというのはいわば表皮のデザインだ。デザイン・エンジニアリングのように構造から再構成するデザイン手法とは異なり、見かけのデザイン、包装紙のようなデザインだと軽く見られることもある。






















しかし人々の欲望は実に多様で、いまだ表皮のデザインも支持されている。プリントと言えばピエロ・フォルナセッティ、彼に関わる情報を探してみたが極めて少ない、wikipedaにも載っていない。 フォルナセッティはイタリアのミラノ生まれの芸術家で、伝統的なモチーフを大胆なデザインで食器・ランプ・インテリア・絵画など多岐に渡る作品に残している。











ジオ・ポンティに才能を見出されたことによりドムス誌やスティーレ誌に作品が掲載され、一躍注目を浴びる。1949年以降、ポンティと協働でカジノや客船、劇場、ホテル等のインテリアをデザインする。

























イタリアの伝統的絵画とシュールをミックスした独特の作風は、ロマンティックでシルクドソレイユ的な幻想の世界を描いている。女性の顔をあしらったプレートシリーズ"テーマと変化"は最も有名な代表作だ。外苑前のワタリウムの隣の隣くらいに、フォルナセッティのショップが一時あった。

















Piero Fornasetti

2013年5月4日土曜日

男のエロティシズムは、女性の持つ肉体の美しさ、性的魅力によって動機づけられるが、女性の名声、社会的地位、知名度、あるいは権力によってではない。


若い人に会ったときに僕が必ず聞く質問がある。それは「あなたは人生において何が得たいのか?」だ。皆さんはどういう答えを想像しますか?ほぼ90%以上の若者が男は「金か名声」そして女は「愛」に関わる答えを返す。

 これは男と女の根本的な価値感の違いを示していると思う。フランチェスコ・アルベローニが書いた「エロティシズム」という本を読むと、この男女の違いの構造が明らかになる。社会学者として客観的に様々な男女のエロティシズムの違いを分析し、非常にクリアに解き明かしてくれる。















【目次】
1 男と女の違い(違いを理解する/ポルノグラフィーとピンクロマンス)
2 女の夢(いつまでも続けたい-継続性への欲求/アイドルへの愛 ほか)
3 男の夢(エロティシズムとモラル/性的誘惑 ほか)
4 混合性愛(共産主義的エロティシズム/カリスマへの集団恋愛 ほか)
5 愛のメカニズム(三つのメカニズム/快をもとにしたメカニズム ほか)
6 ジレンマ(真実信仰の偽り/女のジレンマ-内面か外見か ほか)
7 終わりに(生命力の源泉/身体による認識 ほか) 

男のエロティシズムは、女性の持つ身体、肉体の美しさ、性的魅力、誘惑力によって動機づけられるが、女性の名声、社会的地位、知名度、あるいは権力によってではない。もし男が、有名だが美しくない女優か、無名だが惚れぼれする女か、どちらかと寝ろといわれれば、間違いなく後者を選ぶとの記述は面白い。

















ミラン・クンデラが書いている。「女が求めるのは美しい男ではない。美しい女を持っている男でありポルシェなどの高級車に乗るような権力や金を持つ男」つまり権力だ。女のエロティシズムは、ほかの女からも愛される社会的価値のある男と寝てみたい。常に男の持っている地位、知名度、世間的評価、役割などに向かう傾向がある。

「男性や社会に従うように教育されてしまった女性」というやや古い認識だが、残念ながらその価値感は現在も継続しているようだ。
(WEB上の書評やamazonの書評と自分自身の読後感を再編集した。)

エロティシズム (中公文庫) [文庫] フランチェスコ アルベローニ (著), Francesco Alberoni (原著), 泉 典子 (翻訳)

2013年5月3日金曜日

「カイト空中写真」は、未知のショットを撮影するために凧にカメラを固定し空中から撮る技術kapism未体験ゾーンの映像が撮れる。やってみよう!


「カイト空中写真」は、新しい角度からのショットを撮影するために凧にカメラを固定して空中から撮る技術、kapismと呼ばれているようだ。



























他の方法では上空からHDムービーの撮影ができるクアッドコプター型ラジコン「AR Drone 2」は、iPad/iPhoneと無線LANで接続して操作する4枚羽根を持つ「AR Drone 2」。飛行中に映像や写真を撮影することが可能なラジコンとカメラが合体した製品だ。
新たに気圧を計測するチップを搭載し、より高い場所でも安定して飛行できるようになっている。


http://www.arch.ced.berkeley.edu/kap/
http://gigazine.net/news/20120517-ardrone-2/

2013年5月2日木曜日

screengrabは、ビデオから静止フレームをプリントアウトし、実験的な映像制作のプロセスをテストしている。何だか自分の手が切られるような錯覚を脳が起こす。面白い!怖い!

フィルムメーカーのウィリー・ヴィッテは現在PBSのためのドキュメンタリーシリーズに取り組んでいるが、彼は制作の空き時間に、いつも楽しい実験映画を作っている。screengrabもそういう作品の一つだ。













もちろんパソコンを一切使用していない。何だか自分の手が切られるような錯覚を脳が起こす。音楽はケヴィン·マックアルパイン。ビデオから静止フレームをプリントアウトし、これらトランジションを作成するために使用して、実験的なプロセスをテストしている。
SCREENGRAB from Willie Witte on Vimeo.
http://www.youtube.com/user/williemayswitte
http://vimeo.com/64686559

2013年5月1日水曜日

韓国人アーティストYeonju Sungがデザインした"ウェアラブルフーズ"



















"ウェアラブルフーズ"は食品を使用して衣類のデザインで作られている作品。トマト、キノコ、ネギなどの野菜を素材に使用してドレスを作成している。世の中には色々なことをやる人がいるものだ。http://www.yeonju.me/



































そう言えば野菜などで顔を描いた作家ジュゼッペ・アルチンボルドがいる。イタリア・ミラノ出身の画家で、静物画のように緻密に描かれた果物、野菜、動植物、本などを寄せ集めた、奇妙な肖像画の製作で世に知られる。