2012年7月27日金曜日

プリーツ加工のかかった様に見えるポートレート,これは何を使い表現したものでしょうか?

































これらはクリエイティブユニット"Nerhol"によるものです。”Misunderstanding Focus”というタイトルのポートレートです。これらはプリーツではなく、200枚程度の写真を重ね、掘ったものです。様々な人種の人をリラックスした状態で3分間程度連続撮影すると、姿勢が崩れたりと意識か無意識か不明なレベルで変化が起きます。そして撮影した写真を時系列で重ね掘っていくと、癖などが表出されるのです。































「人間は動かず(現状のまま)にはいられない」というアイディアから発展しました。人間の身体は、たとえ一定時間停止し、肉体を支える筋肉が硬直し始めたとしても、わずかな揺らめきを引き起こす血液循環が継続されます。また体中には、絶えず電気信号が送られ、目に見える動きがなくとも身体内では動きが起こっています。意識的な動きと、無意識的な動き。






































様々な人種の人をリラックスした状態で3分間程度連続撮影すると、姿勢が崩れたりと意識か無意識か不明なレベルで変化が起きます。そして撮影した写真を時系列で重ね掘っていくと、癖などが表出されるのです。これらの内的な側面は、環境などによって差が出るものなのでしょうか?答えはこの作品の中にあるかもしれません。

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