2018年10月30日火曜日

OSGEMEOSによる没入型展覧会が街と民芸を結びつける


マットレス工場で作業してから約3ヶ月後、OSGEMEOSは、これまでの最も複雑なプレゼンテーションの1つであるストーリーを明らかにした。展覧会には、絵画、彫刻、壁画、オーディオ要素、発見されたオブジェクト、そしてサンパウロでの2014年のÓperada Lua展のために創造された印象的な動物彫刻を含む、ブラジルの双子の作品の膨大な作品が含まれている。

















ショーの全セクションには、旅行中に獲得した民芸品を含むプライベートコレクションの一部が組み込まれている。これらの収集された作品は、特に展示用に作成された小規模の作品と一緒に展示された。

サンパウロの活気に満ちた多文化のカンブシ地区で育った兄弟たちは、早い時期にヒップホップに影響された。このペアはブレイクダンサー、DJやMCとして仲間入りして、ついにグラフィティー作家になった。
































街の芸術を通して、OSGEMEOSは彼らの都市の豊かな文化を発見し、今日の彼らが拡大し続けているユニークな宇宙を発展させました。彼らのインスタレーション、壁画、絵画は、ヒップホップとグラフィティーの世界の豊かな文化を表現するために集まった日常の人や友人を模倣するカラフルなキャラクターで満たされている。

















https://www.thisiscolossal.com/


2018年10月28日日曜日

人々をわくわくさせる妄想のアミューズメント空間の在り方を世に提案してきた相羽高徳の世界


新横浜ラーメン博物館、箱根☆サンテグジュペリ星の王子さまミュージアムなど、人々をわくわくさせる妄想の新たなアミューズメント空間の在り方を世に提案してきた相羽高徳(1953- )さんの妙案ギャラリーにお邪魔したら相羽さんのプライベート空間に案内していただいた。





























以前から海外のデザインサイトなどで相羽さんの作品を見て、その妄想力と緻密な制作プロセスには感動していた。その後本人が案内していただいた作品群だ。





























(以下WEB記事参照)
展示物は、相羽が描いてきた2003年以降2011年現在までの主なデザイン原画と、相羽の原画をもとに村上和也が制作する模型。相羽の視線は螺旋を描くように、あるいはわざと迷路に迷い込むかのように、建物や空間を自由に駆け巡るのである。それは「鳥のよう」であり「風のよう」でもある動的な視線である。





























相羽によれば、制作の原点はウォルト・ディズニーと迷路にあるという。自称ディズニーランド・オタクでありかつてはメイズ・アーティストでもあった。





























確かに、二次元と三次元を縦横無尽に行き来する視線や空間感覚はディズニーの世界に通じ、また逃げのない細部の詰めや俯瞰的な視点は、迷路の作成にも不可欠である。壮大なスケールの鳥瞰図はミクロとマクロの双方を同時に意識することができる相羽らしいもの。





























初期の模型は、一見、盆栽のようだ。小さな空間に勇壮な自然の息吹を吹き込もうとする盆栽には、日本の伝統的美意識が反映されており、その美学は相羽の盆栽型模型にも確かにかいまみることができる。





























しかし、相羽作品の密度とストーリー性は、およそ一植物の生理や時間の配下で実現する世界とは異なる破格の時空とディテールをもつのである。現代の空間クリエーター相羽高徳が生み出す“空前のリアリティ”。みる者の想像力を解放する「心のリゾート」相羽ワールドへ、ようこそ。


























https://www.kakiden.com/gallery/archives/4508/


2018年10月27日土曜日

空を舞う細長い曲がる二重らせん状のテープ


スペインの写真家Xavi Bouは、鳥の飛行パターンを追跡して記録し、その繰り返し運動を、シリーズOrnitographiesのために空を舞う細長い曲がる形状のテープに組み合わせている。













この画像は、クロノフォトグラフィーや、ビクトリア朝の時代の写真撮影方法にも触発され、複数の画像を組み合わせて動きを作って編集したもの。レイヤードイメージは、各鳥の大きさや羽ばたきに応じて浮動二重らせんや縁取りリボンのように見え、青空と交差するようなエレガントな動きを作り出す。












最近ボウはアイスランドを訪れ、以前のイメージよりは劇的に異なる風景にぴったりの新種の鳥を捕獲しました。













アイスランドは、海鳥が空中で作る小さなパターンとは対照的に、火山岩のサイズと重さのコントラストは特に興味深い。ボウ氏は最近、バルセロナを訪れ、街中でハトを観察し、スペインのタリファでは、ヨーロッパ各地から数千の鳥をアフリカに向かって海に渡っていくシーン体験している。

















https://www.thisiscolossal.com/

2018年10月17日水曜日

ダンシングおばちゃん(広場舞大媽)1億二千万人が作る一兆八千億の市場


ブームを牽引するのは、「広場ダンスの火付け役」こと Tangdou(糖豆)に代表されるアプリだ。1億人の利用者を誇る Tangdou は、2016年10月に完了した最新の資金調達ラウンドで2,000万米ドルを獲得。CEO の Zhang Yuan(張遠)氏は、同国での爆発的スマートフォンブームに広場ダンスを組み入れることに深く集中し、この成功を実現している。

08年の北京五輪をきっかけに全国的に健康ブームが巻き起こり、広場ダンスが多くの市民に愛されるようになったという。「広場ダンスは個人の興味や自由が前提で、特に決まったルールがない『寄せ集め』のようなもので、踊り方、ステップ、姿勢、音楽などは自由で、健康美を追求することもできる」















広場ダンスを踊る中高年の増加は、中国社会の高齢化と密接に関係している。広場ダンス人口は今や、1億2000万人に上るという統計もあり、一兆八千億市場を生み出した。中国の中高年は増え続けており、30年には全人口の4分の1に達すると予測しており、ダンス人口も比例して増え続ける。















広場ダンスの参加者のほとんどに何らかの病歴があり、60%の参加者は、広場ダンスは健康の改善に役立っていると感じているという。また、「楽しみながら病気の予防にもなり、医療費の負担が軽減できると認識している」参加者も多数に上ったという。


2018年10月15日月曜日

GridDrones:これらの自立浮上型ナノコプターは、スマートフォンの未来になるかもしれない


明日から研究者がベルリンに集まり、ユーザーインターフェースソフトウェアと技術に関するACMシンポジウムを開催する。 このシンポジウムでは、コンピュータと人間のインタラクション、Webユーザーインターフェイス、仮想的で拡張された現実などのプロジェクトを紹介する。

人間とロボットの共生セッションでは、 "GridDrones"と呼ばれる自立浮上型ナノコプターのマトリックス飛行が、Sean Braley、Calvin Rubens、Timothy Merritt、Roel Vertegaalによって紹介される予定だ。















ミニチュアドローンは、特定のアニメーションを実行し、リアルタイムで操作するようにプログラムできるピクセルのように機能する。 iPhone上でアプリケーションをドラッグ&ドロップするのではなく、物理空間内の飛行オブジェクトを操作することで、コンピュータや携帯電話の画面をどのように見えるかを完全に変えることができる。















https://www.thisiscolossal.com/


2018年10月7日日曜日

人々は買い物という行為から解放される家電の「コネクティッド化」でアマゾンとハイアールが組む脅威。

世界最大の家電見本市「IFA 2018」で、インターネット通販の巨人である米アマゾンと、白物家電の巨人である中国・ハイアールが、インターネットにつながる家電の「コネクティッド化」で技術協力していくことが明らかになった。

今年も家電の「コネクティッド化」だ。日本的に言うと「IoT(モノのインターネット)」。あらゆる家電がネットにつながり、クラウド上のAI(人工知能)などでユーザーのデータを分析するなどし、家電を通じてそれぞれのユーザーに最適なサービスを提供する。

アマゾンと、白物家電では世界トップクラスのシェア(市場占有率)を握るハイアールが、「今後、世界の家電市場で戦略的に協力する」と発表した。

AI・アレクサを担当する役員、ダニエル・ローシュは「現在、アレクサ搭載のスマートスピーカーは(すでに)存在するが、今後は冷蔵庫やテレビなどの家電に(アレクサが)内蔵されることが当たり前となっていく。日用品の発注なども冷蔵庫から頼めるようになるなど、人々は買い物という行為から解放される。」と述べた。

欧州メーカーでは、独ボッシュや独シーメンス、オランダのフィリップス。アジア勢は、韓国のサムスン電子、LG電子、中国のハイアール、東芝の白物家電部門を買収したことで知られる美的集団(マイディア)といった大手メーカーが巨大なブースを作り、様々な「コネクティッド家電」を展示した。

ハイアールのブースには、他のメーカーの一歩先を行くような家電がいくつも展示されていた。鏡に天気予報やニュースなどの情報を表示する「スマートミラー」や、AIが個人の嗜好などを分析し、服のコーディネートなどを提案してくれる「スマートクローゼット」など、どれも最先端のコネクティッド家電だ。














今回の発表について、ハイアールの広報担当者に尋ねたところ、「ハイアールのハードウェアと、アマゾンのAIスピーカーを掛け合わせることで、あらゆるシーンでのスマートサービスを実現、全世界のユーザーに『スマートリビングシステム』を提供できる。

今後世界で市場を開拓するうえで、多くの言語で交流できる『スマート音声プラットホーム(基盤)』を活用したAIによるサービスを提供していく予定だ」と語る。

結局この手のプラットホームは、各メーカーがそれぞれ独自に作っても淘汰される。つまりユーザ数が圧倒的に多くなければ勝てない。アマゾンとハイアールが組むというのは圧倒的な数のユーザを手に入れることになる。
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/




2018年10月2日火曜日

日本画にはデザイン化されたプロのための参考書は存在していた。



















1903年は明治36年にあたりこの波紋集は出版されている。日本画家の森雄山の波紋集が、日本の職人のためのリソースガイドに掲載されている。このようにプロのための図柄サンプルは江戸時代にもあったようで、日本画は自然を実際にスケッチしたものに加えデザイン化された参考書は存在している。


















 Hamonshūと名付けられた3巻シリーズには、剣、宗教的な物体、セラミックスを装飾するのに適した、自由な形をした波形パターンのバリエーションが含まれている。 このコレクションは最近デジタル化され、無料の書籍、映画、ソフトウェアの非営利団体のデジタルライブラリであるInternet Archiveで無料で利用できる。