2017年11月23日木曜日

世界からポイ捨てゴミをなくしたいと言う小嶌不二夫さんの開発した"ポイ捨て調査・分析サービス「タカノメ」"

先週も色々ユニークな若者と出会った。その一人が、「ポイ捨てごみ問題の解決」を行っているピリカの小嶌不二夫さんだ。ソーシャルビジネスで世の中を良くしようとしたいと考える若者が増えたように思う。科学技術の力で、 人類が生み出した最も大きな課題である環境問題に挑戦している。

















その第一歩は、世界中の国や都市が抱え、 未だ有効な解決策が見つかっていない 「ポイ捨てごみ問題の解決」だ。世界77カ国で使われているアプリ「ピリカ」は、スマートフォンにアプリをダウンロードして、路上のゴミを拾い、その写真を投稿する "ゴミ拾いのSNS" だ。















世界中から「こんなゴミを拾ったよ」という投稿がタイムラインで表示されていく。ユーザー同士の交流も可能。これまでに累計7000万個以上のゴミが拾われた。

「タイムス」と「コンビニ」と「喫煙所」周辺が大量ゴミの集積地だとは?小嶌さんから聞いて知った。「ポイ捨てされたゴミを動画撮影し、コンピューターの最新の機械学習を活用すれば、ゴミを正確に捕捉できるかもしれない」と、調査員を増やして人海戦術でゴミの読み取りをくり返した。















しかしAIの進化は目覚ましく、今ではゴミの画像データを大量に読みこませれば、かなり高い確率で正確に何ゴミかを認識することができる。こうして完成したのがポイ捨て調査・分析サービス「タカノメ」だ。

自転車にスマホを固定し、街中を走るだけのポイ捨て調査システムも稼働中だ。自動車のドライビングレコーダーに「タカノメ」のソフトウェアを入れておくと、ポイ捨てされたゴミを地図上にマッピングできる。















ごみの分布をヒートマップ形式で可視化し、清掃 スタッフや予算の配分を最適化、コスト削減。世界からポイ捨てゴミをなくしたいと言う小嶌不二夫さんの夢は実現の過程にある。
https://news.goo.ne.jp/

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