2017年11月21日火曜日

検索ではたどり着けない一次情報に出会えるクリエーティブシンクタンク「電通Bチーム」

一次情報とは、私は直接見た、会った、直接聞いた、という自らが仕入れた現場情報のこと。世界を歩き、その街の変化を感じ一次情報のある場所を見つける。報道の分野における一次情報は、かつては新聞やテレビの取材活動(記者クラブでの取材、夜回り、調査報道など)に一本化されていた。

しかし記者クラブで発表されるプレスリリースに関しては、いまは多くの情報がウェブで公開されるようになってデータはオープンになり、誰でもアクセス可能になっている。

実際J-castニュースは多くのニュースサイトに提供しており、提供された側のニュースサイトはすでに二次情報だ。二次情報とは、誰かが言っていた、本に書いてあった、TVで見た、インターネットにそう書いてあった、というような、他の第三者を介して得た情報のこと。ほとんどの人たちの話は、ネットを介して大量に複製された情報だ。















そういう情報化社会に対抗するために検索ではたどり着けない情報に出会えるクリエーティブシンクタンクと呼ばれている「電通Bチーム」(代表は倉成 英俊さん)という面白いクラブ活動?がある。

「AI」「エクストリームスポーツ」「平和」「ビューティ」「クラブカルチャー」「農業」「若者」など約40人のメンバーが自分の担当ジャンルの情報を持ち寄り、発表する定例会を毎月行っている。各自が担当するジャンルは、メンバーが元々個人的に興味や関心を持って深掘りしていたテーマばかり。各自が担当するジャンルは、メンバーが元々個人的に興味や関心を持って深掘りしていたテーマばかり。

「例えば、建築家とショコラティエとファッションバイヤーが同時多発的に同じことを言っていることがある。地下水脈でつながってるみたいに」「屋台音楽フェスとグランピングを組み合わせたイベントがブームの兆し」「音楽フェスと市場を組み合わせた新しいフェスの形が登場した」などの情報が飛び交う。ここでは、検索やSNSのタイムラインでは出会えない情報が飛び交う。様々なスペシャリストをつなぎ、ユニークなソリューションを生み出す。


0 件のコメント:

コメントを投稿