一次情報とは簡単にいうと、ある目的のために、新しく調べられた情報でネットで検索しても出てこない情報だ。そして二次情報とは、すでに収集されていて、どこか(ネット)に保管されている情報のことだ。
私のブログは備忘録的な目的もあって、ネットで拾った情報に独自の解釈を少し入れた文章なので残念ながら基本的に大半が二次情報になる。
今日ご紹介する書籍「共産テクノ」はほとんどが一次情報だ。先日この書籍の著者のトークショーに行った時、数十名の参加者のほとんどの人が初めて聞く「共産圏のテクノの話」を満喫した。
会場からは「やべー」という今風の賞賛の声が会場のあちこちで多く聞かれた。当然四方さんは相当尊敬されていた。
今の人たちはネットにある情報については、それなりの知識を持っているが、一次情報の洪水に浸った経験がないために、その興奮度が半端なかったようだ。
四方さんがロシア語も学びながら、独自に現地にも行きリサーチしたりインタビューした情報は立派な一次情報だ。独自すぎて同種類のライバルが世界にもいないので都築響一に「ライバル不在の孤高のトップランナー」と言わしめた。
https://allabout.co.jp/gm/gt/1694/
2002年にデビューした『ヴァイアグラ』というセクシー美女ユニット
ビオ(БИО)のメンバーでもあったオリガ・ヴァスカニヤーン(Ольга Восконьян)が放つ哀愁のテクノ歌謡「Автомобили(自動車)」
都築響一さんのROADSIDERS’ weeklyから(これが二次情報)
辺境のグルーヴ、共産テクノ!『共産テクノ ソ連編』
どれだけケモノ道に分け入っていくつもりだろう。著者の四方宏明(しかた・ひろあき)は序文で「共産テクノ」というものを、「冷戦時代にソ連を中心とした共産主義陣営で作られていたテクノポップ~ニューウェイブ系の音楽」と定義しているが、これはもちろん四方さん自身による造語。
日本や欧米の占有物というイメージが圧倒的に強いテクノポップ~ニューウェイブが、共産主義陣営にも存在したという事実すら、これまでほとんど知られてこなかったし、海外を含めてそれらが書籍としてまとめられたこともかつてなかったそう。つまりこれもまた「類書なし」の孤独なトップランナーなのだった
http://www.roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=808
伝説のニューウェイヴバンド、キノ(Кино)のサウンドエンジニアでもあったアレクセイ・ヴィシュニャ(Алексей Вишня)が仕掛けたナタリヤ・サローキナ(Наталья Сорокина)が歌うコーフェ(Кофе)の名曲「Ставлю на зеро(ゼロに置く)」をカヴァー(Kraftwerkを拝借)
チルナフスキー=マテツキー・プロジェクト(Чернавский - Матецкий Проджект )による近未来感あふれる人力テクノポップ「Я робот(私はロボット)」
四方宏明
1959年京都市生まれ。神戸大学卒。2014年にP&G退社後、(株)conconcom及び(株)WATER DESIGNにてコンサルタントとして活動する。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドとなり、インタビュアー、音楽発掘家としても情報を発信し続けている。研究対象は、「共産テクノ」「中南米テクノ」「世界の渋谷系」等
私のブログは備忘録的な目的もあって、ネットで拾った情報に独自の解釈を少し入れた文章なので残念ながら基本的に大半が二次情報になる。
今日ご紹介する書籍「共産テクノ」はほとんどが一次情報だ。先日この書籍の著者のトークショーに行った時、数十名の参加者のほとんどの人が初めて聞く「共産圏のテクノの話」を満喫した。
四方宏明とサテライトヤングの草野絵美 |
会場からは「やべー」という今風の賞賛の声が会場のあちこちで多く聞かれた。当然四方さんは相当尊敬されていた。
今の人たちはネットにある情報については、それなりの知識を持っているが、一次情報の洪水に浸った経験がないために、その興奮度が半端なかったようだ。
四方さんがロシア語も学びながら、独自に現地にも行きリサーチしたりインタビューした情報は立派な一次情報だ。独自すぎて同種類のライバルが世界にもいないので都築響一に「ライバル不在の孤高のトップランナー」と言わしめた。
https://allabout.co.jp/gm/gt/1694/
2002年にデビューした『ヴァイアグラ』というセクシー美女ユニット
ビオ(БИО)のメンバーでもあったオリガ・ヴァスカニヤーン(Ольга Восконьян)が放つ哀愁のテクノ歌謡「Автомобили(自動車)」
都築響一さんのROADSIDERS’ weeklyから(これが二次情報)
辺境のグルーヴ、共産テクノ!『共産テクノ ソ連編』
どれだけケモノ道に分け入っていくつもりだろう。著者の四方宏明(しかた・ひろあき)は序文で「共産テクノ」というものを、「冷戦時代にソ連を中心とした共産主義陣営で作られていたテクノポップ~ニューウェイブ系の音楽」と定義しているが、これはもちろん四方さん自身による造語。
日本や欧米の占有物というイメージが圧倒的に強いテクノポップ~ニューウェイブが、共産主義陣営にも存在したという事実すら、これまでほとんど知られてこなかったし、海外を含めてそれらが書籍としてまとめられたこともかつてなかったそう。つまりこれもまた「類書なし」の孤独なトップランナーなのだった
http://www.roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=808
伝説のニューウェイヴバンド、キノ(Кино)のサウンドエンジニアでもあったアレクセイ・ヴィシュニャ(Алексей Вишня)が仕掛けたナタリヤ・サローキナ(Наталья Сорокина)が歌うコーフェ(Кофе)の名曲「Ставлю на зеро(ゼロに置く)」をカヴァー(Kraftwerkを拝借)
チルナフスキー=マテツキー・プロジェクト(Чернавский - Матецкий Проджект )による近未来感あふれる人力テクノポップ「Я робот(私はロボット)」
四方宏明
1959年京都市生まれ。神戸大学卒。2014年にP&G退社後、(株)conconcom及び(株)WATER DESIGNにてコンサルタントとして活動する。2001年よりAll Aboutにてテクノポップのガイドとなり、インタビュアー、音楽発掘家としても情報を発信し続けている。研究対象は、「共産テクノ」「中南米テクノ」「世界の渋谷系」等
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