2014年9月10日水曜日

ファッション的なデザインに強いマーク・ニューソンをアップルが起用しファッション化を、加速させるアップル製品の典型がApple Watch。














マーク・ニューソンがオリバー・アイクと立ち上げた時計ブランドIKEPODは、高価格な趣味製品として成功している。そのファッション的なデザインに強いマーク・ニューソンをアップルが採用したのは必然だろう。






















アップルにはジョナサン・アイブをはじめ優れたデザインチームがある。パソコン、スマホまでは究極のプロダクトデザインで勝負できるチームで十分戦えた。ただし時計のようにファッショデザイン的要素の強いプロダクトを魅力的なデザインが出来るデザイナーは工業製品の業界では極めて少ない。
「Apple Watchは、朝のランニングから夜のパーティーまで、一日を通じたあらゆるシーンで身につけられることを想定してデザインされています。」とアップルのサイトで書かれているコピーを読むとファッションメーカーのコピーのようだ。













もともとLouis VuittonやCHANELなどラグジュアリーブランドの売り場に極めて近いファッションビジネス立地にアップルの店舗は常に開店している。そのエリアは左脳的な機能性を追求することより右脳的な官能性を求められることになる。

今回のApple Watchは、かつてマークがデザインした”IKEPOD Manatee White”が原型になっているようにも思う。マーク・ニューソンがApple Watchのデザインを手がけたのではと妄想する。


























この四角に近い形状はiTimeの名前で提出された特許資料のモノと同じ。時間だけではなくマップ(GPS搭載)、画像、天気、株価などの情報を見ることができるデヴァイスということを考えると、四角いディスプレイは必然だ。





















マルチタッチを行うには画面サイズが小さすぎ。そこで選択やスクロール、ズームは右側に備わった竜頭「デジタルクラウン」で行うのは素晴らしい。ラインナップが豊富。他にも合金ケースでタフさ向上のApple Watch Sport、Apple Watch Sport Editionが用意されます。ギラギラな”18Kイエローゴールドケースとブライトレッドモダンバックル”などは、どんなラグジュアリーな店舗に置かれてもおかしくないファッション性も持つ。


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