2011年3月14日ケニアの首都ナイロビにあるキベラスラム「マゴソスクール」の子供たちが、地震と津波による、大きな被害を受けた日本のみなさんのために歌い、そして祈りました。映像も音声も、歌声も、子供達も、その涙も美しい。 |
izumiroussel1017さんのコメント。知ってるから祈る、知らないからしらんぷりではなくて。同じ地球に住んでる人たちのことをごく自然に思えてるんだなぁ。。。被災地に近しい友や親類がいないからと、心のどこかで安心していたのかもしれない。他人のことを、自分のことのように悲しめる心。いつ失ったんだろう。あの少女の涙のような、あんな大粒の綺麗で悲しい涙を、私は流したことがありません。
これを読んで、この映像を見て、僕は、あの岩手県出身の詩人宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を唐突に思い出した。調べて見ると、賢治が生まれる約2ヶ月前の6月15日に「三陸地震津波」が発生して岩手県に多くの災害をもたらした。また誕生から5日目の8月31日には秋田県東部を震源とする「陸羽地震」が発生し、秋田県及び岩手県西和賀郡・稗貫郡で大きな災害が生じた。この地震の際に母は賢治の入ったえじこ(乳幼児を入れる籠)を両手でかかえながら上体をおおって念仏を唱えていたという。
「雨ニモマケズ 」
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい
14th,mar,2011, Prayers and songs from children of kibera slum for Japan.
We keep on praying for you and your country Japan.
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