2018年7月16日月曜日

スキルアップからスキルチェンジへと時代のニーズの変化によって求められるキャリアは変わる。

私は20才から40才まではファッションビジネス、40才から60才まではプロダクトデザインに関わり、50才からはオーバーラップしてインターネットマーケティング、60才から68才までは慶応大学SFCなどでデザイン教育を行った。70才からはコンサルティングやREP(代理店に近い)を始めた。













私のスキルチェンジやジョブチェンジは自然と行われるので、自分ではあまり意識していない。気がついたら業種を乗り越えている。Google, Microsoft, Autodeskなどのテクノロジー企業や、IDEO, Lunar, fuseprojectなどのデザイン会社のデザイナー達が考える。
これから新しく生まれるデザイナーの仕事内容と肩書きである。


















スキルアップからスキルチェンジへと時代のニーズは変わる。AIによって無くなる職業があれば、従来無かったデータサイエンスのような職業も生まれる。 従来のスキルアップ指向からスキルチェンジ指向へ、時代が求める人材は常に変わっていく。
















為末大‏@daijapanさん のTwitterから 、スキルのテーマに対して示唆に富んだ考察だ。「キャリアをうまく移行できる人は、職業特有のスキルを学んでいくだけではなく、成功の要諦を抑えてそれを毎回微調整できる人なのではないかと思う。上にはスキルが乗っかっているが、根底に脈々とつらなる再現性の水脈があるのではないか」














つまり成功の回路(再現性の水脈)を持っている人は、スキルチェンジに対応し常に成功し続けるということだ。

以下時代の変化とともに進化するデザイナーの仕事の一例

1. Non-UI
デザイナーUIを使わない方法、例えばジェスチャーや視点の動きなどで操作を行なうシステムのデザインを司るのがNon-UI デザイナーの仕事になる。

2. VRデザイナー
リアルタイムで生成される3Dオブジェクトの表示方法や、人工知能 (AI) をベースとしたシステムを活用してVR環境内を動き回るアバターキャラクターのデザインなど、これまでには存在していなかったタイプのスキルが必要とされる。

3. ドローンエクスペリエンスデザイナー
操作性や利用価値、セキュリティーやプライバシーをどのようにして保持するかなどのデザイン。

4. AIデザイナー
人工知能や機械学習などのシステムが得意とするところと、人間が得意な部分を掛け合わせ、システムにもより良いクリエイティブ作成を教える

5. プロセスデザイナー
企業がユーザーに求められるプロダクトを作成する際のプロセス全てをリードするのがプロセスデザイナーの仕事

6. カスタマーサービスデザイナー
プロダクトのサービス化が進むに合わせ、顧客体験が重要になってくる。顧客満足を得るには製品の品質に加えて優れた購入体験やサポート体験が必須。その点ではカスタマーサービスも重要な”エクスペリエンス”。

7. CDO (Chief Design Officer)
マネージャーや事業主任など、リーダーの役割をする人達にとっても、これからはデザイン的考えがとても重要なスキルになってくる
引用や参考はhttp://btrax.com/jp/

0 件のコメント:

コメントを投稿