2019年5月13日月曜日

ノートルダム大聖堂の火災で焼け落ちた尖塔の再建計画として、ガラスの屋根と太陽光発電システム、屋上菜園を備えたグリーン建築が提案されている。


















ノートルダム大聖堂の火災で焼け落ちた尖塔の再建計画として、ガラスの屋根と太陽光発電システム、屋上菜園を備えたグリーン建築が提案されている。 Vincent Callebautは、ノートルダム大聖堂にエネルギーと食料を生み出すことの出来るルーフトップを提案した。














パリ・ノートルダム大聖堂の火災で焼け落ちた尖塔(せんとう)の再建計画として、ガラスの屋根と太陽光発電システム、屋上菜園を備えたグリーン建築が提案されている。フィリップ仏首相が先月、再建計画の国際コンペを呼び掛けたのに対し、ベルギーの建築家、ビンセント・カレボー氏が拠点とするパリの事務所が案を出した。































大聖堂の聖歌隊にも自然光が降り注ぐ。屋上では慈善団体やボランティアが果物と野菜を栽培。年間最大21トンの収穫が見込まれ、それをホームレスの市民らに無料で配るという。

プロジェクトのタイトルは、「再生」や「再創造」を意味するギリシャ語起源の「パリジェネシス」。ガラスとオーク材、カーボンファイバーでできた屋根が大きなカーブを描いて尖塔につながる。その先端には、焼け跡から見つかった風見鶏の像が元通りに取り付けられる。


































屋根には太陽光発電機能を備えたガラスを使い、シロアリの巣からヒントを得たという換気穴を設ける。尖塔の内部にたまる温かい空気は暖房に活用する。

ビンセント・カレボー事務所はこの案で「しなやかな、環境にやさしい未来の象徴」を目指し、「人間と自然のよりフェアな共生関係」を提示するとしている。「大聖堂は模範的なエコエンジニアリング構造になり、教会は環境回復力の真の先駆者になるでしょう」と説明した。
https://www.dezeen.com/
https://www.cnn.co.jp/



0 件のコメント:

コメントを投稿