2018年1月4日木曜日

百枝優(長崎あぐりの丘高原ホテル・チャペル)はフラクタル幾何学を使って木の枝が空間に広がるような美しい礼拝堂を造った。


木造軸組で、幹/枝の樹形立体トラス、幹/枝の基本形がまず第1層に並べられるが、その基本形をルート2分の1に縮小し45度回転したものが第2層をなし、さらにルート2分の1に縮小し45度回転したものが第3層をなす。















そういうことでいちばん下といちばん上は、寸法はちょうど半分となり、合計90度回転なのでx軸y軸はふたたび一致する。三角形のイデアはどこにあるのか?いくつかの幾何学的ダイヤモンドが、すきまなく、密実にある空洞を満たしている。















その図にもとづいてこのチャペルは構築されている。伝統的な日本の工法を使用して建設されたこのデザインは、周囲の森林を模倣するだけでなく、より多くの床面積を確保できるようにした。

















日本の建築家で、その名前も百枝氏は、その内部がフラクタル幾何学に基づく構造システムを構成するチャペルを完成させた。九州の北西海岸にある日本の都市、長崎に位置するこの計画は、大きな国立公園に囲まれており、その自然環境に無数の枝で応えようとしている。 「チャペルの活動を自然環境にシームレスに結びつけようとしました」と百枝氏は説明する。
















https://www.designboom.com/


0 件のコメント:

コメントを投稿