企業ブランディングの好例は、京都の伝統工芸後継者によるクリエイティブユニット「GO ON」とパナソニックデザインの融合により生まれたクラフト家電"Electronics Meets Crafts:”だ。イタリア国立ブレラ美術アカデミーで展示して賑わっていた。賛否はあったが、B to Bに向かうパナソニックの数少ないコンシューマへーのメッセージとして、「工芸と電気」というコンセプトと演出には好感を持った。
"Electronics Meets Crafts:"のコンセプトのもと、高輝度プロジェクターや振動スピーカー、IH技術等のテクノロジーと伝統工芸が融合した五感に伝わるプロトタイプを展示。良い意味でパナソニックらしくない上質なインスタレーションだった。
その結果展示会のベスト展示を選定するコンペティション『Milano Design Award 2017』において、パナソニックが「ベストストーリーテリング賞」を受賞した。
今回、パナソニックが受賞した「ベストストーリーテリング賞」は、ストーリーとコミュニケーションを通してメッセージを明確に伝えた展示に贈られる賞で、パナソニックの展示は「流れるようなストーリー性を持ち、優れた伝統工芸に詰め込まれた先進技術があった。
http://goon-project.com/
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