2016年8月9日火曜日

巨大立体レールバスTEB。実際に走る試作車両として道路をまたいで走る立体バス「TEB」として姿を表した。

designboom elevated bus 300
6年前、北京国際ハイテク博でそのコンセプトが公開された巨大立体レールバスTEB(Transit Elevated Bus)が、なんと実際に走る試作車両として道路をまたいで走る立体バス「TEB」として姿を表した。2車線の道路と走行する自動車の頭上をまたぐようにして走行する「走るトンネル」だ。
TEBは片側2車線道路の路肩に敷かれたレールの上を、40~50km/h程度で走行する。TEBの車内は2車線分あるので非常に広々としておりまた電車のように連結して走行する。今回の試作車は1輌のみで、300人程度の定員。















走行可能と言っても、用意された約300mほどの試験用軌道をデモ走行するにとどまる。またTEBの車体下面には約2mしか高さがなく、トラックなどの衝突が考えられる。また車体が信号機や陸橋に接触しないよう、既存道路にある設備の移設撤去といった対応が必要になる。















そして交差点やカーブで本当に方向転換が可能なのか、他の自動車の安全な通行を妨げる可能性はないのか問題は満載のようだ。自動車だけでなく電気製品などでもそうだが発展途上の国では不思議なアイデアがそのまま製品化されることが起きる。


http://www.designboom.com/
http://www.huffingtonpost.jp/


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